中国メディア・東方網は6日、富士山以外にも一度はその絶景を眺めておきたい日本の徒歩旅行コースを紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本は今は世界を代表する観光目的国になっており、大小さまざまな島から構成されていること、山が多いことなどから数えきれないほどたくさんの徒歩観光コースが存在するとした。そして、富士山以外にも観光客を魅了してやまないコースを4つ紹介している。

 まず、最初に北海道礼文島を挙げた。狭いながらも風光明媚な島であり、連なる山々が構成する断崖絶壁と海の眺めが美しいと紹介するとともに、標高490メートルの礼文岳を歩いて登れば、島の景色を一望することができるとした。

 次は、紀伊半島にあるパワースポットとして世界的に知られている熊野古道だ。長きにわたり、日本では特に神聖な場所の1つとされ、仏教と神道の融合を見ることができると紹介。紀伊山地を貫く小道は木々の生い茂った森林、流れの速い川、雄大な滝など自然の見どころにあふれていると伝えた。

 3番めは、鹿児島県屋久島である。「日本最後の天国であり、まるで童話の世界から出てきたような風景だ」とし、地球最古の森林の1つと呼ばれる屋久杉の森の散策が人気を博しているほか、標高1936メートルの宮之浦岳から見る絶景は「絶対にがっかりすることはない」としている。

 そして最後に、本州の真ん中を南北にのびる大山脈の日本アルプスを紹介。空の青さと草木の緑が融合した山脈は、活火山、川、森林などによる壮観な景色が広がっているとした。また、特に今の時期は美しい紅葉を見ながら登山を楽しめるコースが多く存在すると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

富士山以外にもある、日本のおすすめ徒歩旅行スポット=中国メディア