オリンピックの自国開催を控え、未だに独善的かつ透明性のない運営体制が浮き彫りになった全日本テコンドー協会。その体質改善を求めて訴えを起こしたのが、シドニーオリンピック銅メダリストで協会の副会長を務める岡本依子氏、バルセロナオリンピック日本代表で理事の高橋美穂氏だった。

 「8日の『スッキリ』(日本テレビ系)に出た2人は、現状など知られざる実態を訴えたのです。その際、岡本氏は涙ながらに自身の至らなさなどを語り、反響を呼びました。また同日、理事会メンバー16人の総辞職を求めて行われた理事会は、彼女たちの訴えもむなしく、否決されました。高橋氏は会議中、過呼吸で緊急搬送されるなど大荒れだったようです」(芸能ライター)

 そして、9日の『スッキリ』には、再び岡本副会長が生出演。前日の理事会で決まったことなどを報告した。

 「岡本氏によれば、東京オリンピックの出場が決まった選手については、自分が望むコーチをセコンドにできること、また強化委員会のメンバーのうち3人を入れ替え、さらに強化委員会の上に強化管理部というものを新たに設けることが明かされました。もちろん遅きに失したとも言われていますが、岡本氏が声を上げ続けたことが大きいでしょう」(同)

 さらに岡本氏は、「誰かが絶対に責任を取らなければいけない」として、金原昇会長に、「私と一緒に責任を取りませんか」「ここで(身を)引いてお詫びするというのがいい」と辞職を迫ったという。

 「岡本氏は、高橋氏が搬送されたことを語る際、前日と同様またもや涙声になり、今にも泣きそうになるなどメンタル面も心配されましたが、それ以外は気丈に振る舞っていました」(同)

 SNS上では、口下手で頼りない彼女への辛辣な意見が並ぶが、中には「岡本さんなりに頑張ってお話してるのは伝わった」「岡本さん、これからが大変だけど頑張ってほしい」と見守る意見も。「岡本副会長の話し方が上手くさえあれば、もっと世論が味方になるのになぁ。もったいない」と、歯がゆさを感じるユーザーもいた。

 もちろん、副会長職は『お飾り』という周囲の意見も、当然同氏の耳には届いているだろう。ここからどのように巻き返し、協会を立て直していくのか注視していきたい。

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