先日のUEFAチャンピオンズリーグではトッテナムを相手に4ゴールを決めたバイエルンFWセルジュ・ニャブリ。

彼はもともとアーセナルでプロデビューした選手であったが、10試合に出場した段階で退団。21歳でヴェルダー・ブレーメンに移籍し、次年度にバイエルンへと加入している。

当時アーセナルを率いていたアーセン・ヴェンゲル監督は『BeIN Sports』で以下のように話し、ニャブリの退団はバイエルン・ミュンヘンの影響があったと指摘したそう。

アーセン・ヴェンゲル

「我々はニャブリとの契約を長期間延長しようとしていたのだ。

そして私、私はこれ(ニャブリの退団とドイツ移籍)の際、バイエルン・ミュンヘンが影で物事を操作していたと思っている。

もしヴェルダー・ブレーメンに行けば、それからバイエルン・ミュンヘンに行くことができるとね。

彼は常に才能豊かな少年だった。いくつかのところで自信を欠いていたが、多くのことを達成できる選手であると考えていた。

WBAに貸し出されたときは悪い経験をして自信を壊してしまっていたが、私は彼を信じて、復活させようとしたんだ」

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ブレーメンに加入したときからバイエルンの手が回っていたのではないか…というヴェンゲル監督の指摘。本当であればむしろバイエルンの先見性が凄いという話であるが…。

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