10月10日、東京・水道橋「TOKYO DOME CITY HALL」にて上演される、乃木坂46ミュージカル美少女戦士セーラームーン」2019の初日会見&ゲネプロが開催された。

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2018年6月、9月に上演し、好評のうちに幕を閉じた乃木坂46ミュージカル美少女戦士セーラームーン」の再演で、今回、新たなセーラー5戦士となる乃木坂46メンバーは、久保史緒里さん、向井葉月さん、早川聖来さん、伊藤純奈さん、田村真佑さん。

初日の公演を迎えたことについて、主人公・セーラームーン役の久保史緒里さんは「緊張や不安がありつつも、楽しみだなとも思えているので、大好きな皆さんと素敵な時間を過ごせたら良いなと思います」と笑顔。

セーラーマーキュリー役の向井葉月さんは「他の、四戦士のキャストさんたちに迷惑をかけながらも一緒に頑張って来れたので、みんなで作ってきたものを精一杯出せるように一生懸命頑張ります」と意気込みを口にした。

また、セーラーマーズを演じる早川聖来さんは「今回の公演は私にとって初めての大きな舞台になるんですけど、不安もある中でスタッフさんやキャストさんに『頑張ろうね』と励まされて、素敵な初日を迎えられたことが凄く嬉しいです。緊張や不安もあるのですが、来ていただいた方に楽しんでいただけるように頑張ります」と語った。

セーラージュピター役の伊藤純奈さんは「私がやってきた舞台の中でも、一番と言っていいほどキャスト同士で話をしながら作り上げた舞台だなと思いました」と過去を振り返りしみじみ。

セーラーヴィーナス役の田村真佑さんは「私と聖来は四期生なんですけど『3人のプリンシパル』以来の舞台で、毎日わからないことばかりで不安もあったんですけど、キャストの皆さんに支えられながらここまで来れました。初日は怪我なく楽しく出来たら良いなと思っています」と意欲を見せた。

稽古で大変ことについて聞かれた伊藤純奈さんは「私、二期生で一番先輩なんですけども、この子たち良い意味で可愛いんですけど凄く手がかかる。それぞれパターンの違う妹というか、楽屋でもワチャワチャと妹たちがうるさくしているのを私は微笑ましく見ています」とにっこり。

さらに、「田村真佑をはじめ全員なんですけども、私が何をしても『純奈さん可愛い』って私をいじってくるんですよね。私先輩なんですけど...。仲良くなれたということで!」と暴露し、笑いを誘っていた。

それに対し田村真佑さんは「役柄的にリーダーポジションだったんですけど、特に純奈さんとかリーダー感が出ちゃうから、いかにそれを超えていくかっていうのに苦労していました。いかに純奈さんにリーダー感を抑えてもらうかってのも考えていたりもしました」と、伊藤純奈さんをいじる場面もあった。

また、久保史緒里さんは「人と話すことがすごく好きなんですけど、その段階までいくのに時間がかかってしまうので、その壁を超えるためには自分が頑張らないといけなかった」と告白。

早川聖来さんは「感情が入ったり動いたりしていると、段々気持ちが動かされて、どうしても自分が出てきちゃって早川聖来になってきしまうことが多かった。自分の気持は大切にしつつ、セーラー戦士としての役になりきるのにすごく苦労しました」と振り返っていた。

最後に久保史緒里さんは「武内直子先生が創り上げた素敵な世界を、私たちがみなさまにお届けできるように、全身全霊で頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と会見を締めくくった。

取材・文=鳥羽竜世(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス/野木原晃一)

乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2019開幕!