サンプドリアは12日、クラウディオ・ラニエリ氏の監督就任をクラブ公式サイトで発表した。契約は2021年6月30日まで。

 サンプドリアは今シーズン、セリエA開幕7試合で1勝6敗の最下位と低迷。7日には成績不振を理由にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任していた。

 現在67歳のラニエリ氏は、これまでユヴェントスローマインテルなど母国イタリアのクラブを渡り歩き、バレンシアアトレティコ・マドリードチェルシーモナコなど欧州各国でも指揮してきた。

 2015年にはFW岡崎慎司(現ウエスカ)が所属していたレスターに就任し、初年度で“奇跡”のプレミアリーグ制覇に導いた。その後はナントとフルアムを経て、今年3月に同じくディ・フランチェスコ監督の後任として8シーズンぶりにローマ指揮官に就任し、昨シーズン限りで退団していた。

 ラニエリ氏の初陣は、10月20日に行われるセリエA第8節で、いきなり古巣のローマをホームで迎え撃つ。

サンプドリアの監督に決まったラニエリ氏 [写真]=Getty Images