ユーロ2020予選グループD第7節のデンマーク代表vsスイス代表が12日に行われ、1-0でデンマークが勝利した。

ここまで2勝3分けでグループ2位のデンマーク(勝ち点9)が、1試合未消化ながら2勝2分けで3位のスイス(勝ち点8)をホームに迎えた一戦。ホームで負けられないデンマークは、エリクセンやユスフ・ポウルセン、ケアー、GKシュマイケルといった主力を先発で起用。

対するスイスも、セフェロビッチやエンボロ、ジャカ、リカルドロドリゲスら主力を順当に先発に並べた。

立ち上がりからイエローカードが飛び交う白熱の展開となる中、先にチャンスを迎えたのはスイス。14分、左CKのこぼれ球をボックス手前で拾ったジャカがコントロールショットでゴール右上を狙ったが、このシュートはGKシュマイケルが横っ飛びで弾くと、クロスバーを叩いた。

対するデンマークは24分、ダルスゴーアのロングパスをボックス左のコーネリウスが頭で落とすと、最後は中央のエリクセンダイレクトで合わせたが、シュートはミートせずGKゾンマーがキャッチした。

膠着状態が続く中、スイスは34分にディフェンスライン裏を取ったメーメディが後方からのロングボールに反応し、右足ボレーでうまく合わせたが、これもGKシュマイケルの好セーブに阻まれた。

ゴールレスで迎えた後半、スイスは48分に最終ラインからのロングフィードで相手DFの裏に抜け出したメーメディがゴールに迫ったが、シュートは枠の上に外れた。

さらに50分にも、ボックス右でボールキープしたセフェロビッチ折り返しからボックス左手前に走りこんだR・ロドリゲスダイレクトシュートでゴールを狙ったが、これはGKシュマイケルセーブに防がれた。

一進一退が続く中、デンマークは65分にシェーネを下げてホイビュルクを投入。さらに70分にストリガー・ラーセンを下げてアンカーセンをピッチに送り出した。すると84分、左サイドでパスを受けたエリクセンが中央にダイレクトパスを供給すると、フリーで受けたY・ポウルセンがドリブルでボックス内まで侵攻。GKとの一対一を制して待望の先制点を奪った。

先制を許したスイスは、88分にR・ロドリゲスを下げてドルミッチを投入。しかし、最後までGKシュマイケルの牙城を崩せず。試合はそのまま1-0で終了。Y・ポウルセン弾でスイスとの無敗対決を制したデンマークは、勝ち点で首位アイルランドに並んでいる。

■グループD■
[勝点/試合数/得失差]
1.アイルランド[12/6/4]
2.デンマーク[12/6/11]※アイルランドとの当該のアウェイゴール差で2位
3.スイス[8/5/5]
4.ジョージア[5/6/-4]
5.ジブラルタル[0/5/-16]

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