天下一品

「天一」の愛称で親しまれる、京都発祥のラーメンチェーン店・天下一品。鶏ガラと野菜をドロドロになるまで煮込んだ独自のこってりスープで多くの中毒者を排出してきた。

11日放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、そんな天下一品に対する持論を有吉弘行が熱弁。同店のラーメンを未食のマツコ・デラックスを唸らせた。

◼こってり後のお冷

「天一のこってりを食べたあとのお冷が一番ウマい」という20代の会社員。熱い、濃いものを食べたあとに飲む水がウマいという主張だが、これに有吉とマツコは「水よりもお茶のほうがイイ」と、水が苦手で味のついた飲み物のほうが好きだと反論する。

さらにここから、有吉が「こってり一強」の天一に対して、持論を展開していく。

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◼関西では「100%こってり」?

「関西の人は『こってり以外ありえへんわ』って言う。例えばケンコバさんや小籔さんとかは『ありえへん!』って言うんだよ」と関西ではこってりの一強だと有吉は前置き。

「アンケートをとったらほぼ100%がこってり。『あっさりのある意味がわからない』って関西の人は言う」と明かした上で「オレ、あっさり派なの」と告白。怯えながら「殺されるんじゃないかって怖くて(言えなかった)」とあっさり派が迫害されていると嘆いた。

◼天一であっさりを選ぶ理由

メニューとして「あっさり」があるのだが「ありえない」のが関西人の主張だと指摘し、「天一にはこってりを食べに行く店」と愛好者達が考えていると有吉は分析。

「『あっさりを食べたいなら他の店もあるでしょ』って言われるけど、天一のあっさりがめちゃくちゃ好きなのよ」と、豚骨などのこってりしたラーメンも好みだとしながらも、天一ではあっさりを選ぶ理由を明かした。

◼両派閥の意見は?

あっさり系のラーメンが好きなマツコは天一を食べたことがないと謝罪。ドロドロと聞いて「食べれない」と、有吉のあっさり派に共感を寄せる。

視聴者も天一にはさまざまな感情があるのだろう。こってり・あっさり、両派閥から多くの意見が寄せられていた。

◼過半数は「週1回以上ラーメン」

しらべぇ編集部が全国10代~60代の男女1,340名を対象に調査したところ、過半数が「ラーメンを週に1回以上食べる」と回答している。

ラーメン

独自の進化を遂げ、国民食とも言われるラーメン。多くの人が愛するメニューだけに、こだわりが強くなるのも理解できる。

それでも店側が提示しているメニューに対して、好みを押し付ける一方的な主張は間違いと言える。「天一のあっさりが好き」と有吉らが胸を張って口にできる日が来ることを願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年3月22日~2017年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,340名(有効回答数)

天下一品”こってり派一強”に有吉が猛反論 「あっさりがめちゃくちゃ好き」