お札high-number/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

結婚式が迫っているというのに、肝心の資金がまるでない。困った男がふらりと出向いた先は銀行で、到着するなり男は「金を出せ」と要求した。

■挙式を控えていた男

最愛の人と婚約し、挙式を翌日に控えていた男(30)が米テキサス州にいる。式の準備は着々と進み、婚約者からは「この結婚指輪がほしい」と素敵な指輪の購入をリクエストされていたという。

だが男には指輪を買うお金がなく、式場に支払うお金もまるで準備できていない状態だった。

関連記事:田中みな実、結婚相手の条件が「重たすぎる」と話題に 「心の闇が深い」と心配も

■ふらりと銀行へ

困った男が外出したが、到着した先はなんと銀行。そこで男は顔を隠すこともせず堂々と建物に入り、窓口係に数枚の袋を差し出しながら「これに金を入れろ」「俺は誰も傷つけたくない」と伝えたという。

「武器を持っているのかも…」と怯えた職員は、日本円にして約70万円をかき集め袋に入れるなり男に手渡したとのこと。男の車には銃もあったというが、男はそれを銀行員に見せることもなければ、「銃を持っているぞ」と脅すこともなかった。

■式場へ直行

袋を受け取るなり、男は式を予定していた会場に直行。そこで約26万円を支払った男は、「余ったお金で婚約者が欲しがっていた指輪を買おう」と考えていたという。

しかしそのあいだにも、警察は銀行の防犯カメラがとらえていた映像から男の静止画切り抜きFacebookで公開。婚約者もそれを見て「彼だわ」と気付き、男にメールを送信して「銀行強盗犯なの?」と問い詰めたという。

それでも返事がなかったため警察が公開した写真をメッセージに添えて送ったところ、男から電話があったため、「自首して」と男を説得したという。

■警察も驚きを隠せず

婚約者の願いを聞き入れた男は、強盗事件を起こした2時間後には自首し逮捕された。警察も「こんな事件を扱うのは初めてです」と発表しており、この事件については計画性があったのかどうかもさっぱり分からないという。

ちなみに警察は男を逮捕後に式場に急行し、男が支払ったお金も回収。男は取り調べに応じ、「僕にはお金がない」「それに精神的な問題も抱えているのです」と話しているという。

すでに30歳。懸命に働けば70万円程度は貯金できそうなものだが、それがこの男にはできなかった。愛はあったが、とにかく計画性はまるでなかったということか。

・合わせて読みたい→池袋・女性殺害事件で大東文化大生を逮捕 「手で首絞めて殺した」と供述

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

「結婚指輪と式場が用意できない…」 翌日に式を控えた男の行動に絶句