旅先など普段は訪れない場所で、たまたま出会った見知らぬ人と一緒に写真を撮ることはあるでしょう。しかしその人と長い年月を経て、再会できる確率はきっと高くはないはずです。

クリスタル・ウォンさんは3歳の時に、父親と一緒にアメリカ・マサチューセッツ州にあるハーバード大学を訪れました。彼女はそこに住んでいたわけではなく、たまたま父親の仕事でその付近に来ていたのだそうです。

その時クリスタルさんは、大学に勤務していた警察官チャールズ・マレンさんと一緒に写真を撮りました。

それから15年後、18歳になった彼女はハーバード大学に入学することが決定。すると父親からこの懐かしい写真を見せられたのだそう。

海外メディア『CNN』によると、それまで彼女は写真の存在を知らなかったといいます。

父親は「この警察官がまだ大学にいるか探したみたら?」と提案しますが、その時はチャールズさんの名前すら分かりませんでした。

クリスタルさんは「見つかる可能性は低いだろうな」と思いながらも、ハーバード入学の報告を兼ねて自分のInstagramに写真を投稿。

するとハーバード大学の機関紙のリポーターがその写真を見つけ、チャールズさんだということを確認し、2人の再会の機会を作ってくれたのです。チャールズさんは現在も、大学に勤務していたのです。

こうして15年の月日を経て再会した2人の写真がこちら!

※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真を見ることができます。

15年前と比べて大きく成長したクリスタルさん。一方チャールズさんは驚くほど変わっていませんね。

再会を喜んだ2人は楽しい時間を過ごし、チャールズさんはクリスタルさんに「何か必要な時はいつでも電話しておいで」と自分の携帯番号まで渡してくれたということです。

切れたと思っていても、いつどこで再びつながるか分からない…人と人の縁とは面白いものですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
harvardCNN
harvard