今年の台風も大きな被害を日本に与えました。こんなことはなかった・・・と多くの人が口を揃えて言うのですが、しかし本当にそうでしょうか。なかったのではなく、実はその記憶が消されていたのではないかという可能性も無きにしもあらずではないでしょうか。そんな痕跡は地名に深く刻まれております。

入っているとヤバい「龍・竜・蛇・梅」

最も危険とされる名前として名高いのが「蛇」であります。記憶に新しいのは、2014年の「平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害」。もともとは「八木蛇落地悪谷」という名前だったようですが、名前を書き換えられ、「蛇落地悪谷」という名前に。

変更後もちょっと不気味な名前ではありますが、そんな名前には過去の記憶が刻まれており「最近はこんなことがなかった」とはいいますが、実は過去にそんな災害があったのかもしれません。

その地名が抹消される理由として、書籍『この地名が危ない』(幻冬舎新書)には以下のような記載があります。

「新地名が一つ誕生すると、少なくとも数個の旧地名が抹消されます。そうなるとその土地に根付く伝承、それこそ災害の歴史も人々から忘れ去られてしまいます。残念なことに今の日本には『聞こえの悪い地名は変えてしまえ』という風潮が蔓延しています。不自然に明るい印象を受ける地名が付けられる背景には、行政や企業が災害を示す旧地名、いわゆる『あぶない地名』を隠そうとする意図が見られる場合もあるようです」

引用:現代・『この地名が危ない』(幻冬舎新書)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44884

入っているとヤバい「池・沼」

池・沼・谷これらは、入っていることにより地盤や水位の低い場所で使われることが多い可能性が高いようです。

入っているとヤバい「夢・希望・光」

もともとの地名があまりに不吉すぎると、新興住宅地を建てる際にそんな名前は捨て去り、きれいな名前にして集客したいという目論見は理解できます。

皆が口を揃えて言う「昔はこんなことがなかった」。しかし昔の情報を紐解いていくと、実は過去にとんでもない災害が発生しており、そんな記憶を綺麗に消し去り、なかったことにしているだけという可能性もあります。

今回の台風でも甚大な被害を受けた地域もありますが

ぜひとも、自分の地名が本当に安全なのか、本当に昔はそんなことがなかったのか、今一度確認してみるのもよいのかもしれません。

参考:この地名が危ない (幻冬舎新書) | 楠原 佑介



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入っているとヤバい災害時に危険な地域とされる地名の漢字が話題に