11人中7人がバルセロナ勢、神戸在籍にするMFイニエスタの名も

 サッカー情報メディア「BESOCCER」のスペイン語版が過去10年のリーガ・エスパニョーラベストイレブンを公開した。11人中7人がバルセロナ勢となり、J1ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタも名を連ねた。

 ピックアップの対象となっているのは2010年から2019年までにリーガプレーしていた選手だ。その間にリーグ優勝6回、国王杯優勝5回と多くの国内タイトルを獲得したのがバルセロナUEFAチャンピオンズリーグも2度制するなど国内外を問わず、圧倒的な強さを示してきた。そんなバルセロナで活躍してきた選手が多く選出されたのも、いわば当然と言うべきなのだろう。

 最終ラインには元ブラジル代表DFダニエル・アウベス(現・サンパウロ)、スペイン代表DFのジェラール・ピケとジョルディ・アルバの3人、中盤では現在Jリーグプレーするイニエスタと、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスという黄金コンビがそれぞれ選ばれている。アウベスを除けば、いずれもバルセロナの下部組織出身だ。

 前線には現在もチームを支えるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシウルグアイ代表FWルイス・スアレスが選出されている。ベストイレブンのうち、元も含めてバルセロナ勢が7人という構成となった。

 その他では現レアル・マドリードの主将、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスアトレチコ・マドリードの守護神、スロベニア代表GKヤン・オブラクがそれぞれ選ばれている。一昨季までレアルプレーしていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現・ユベントス)も文句なしの選出となった。

 すでに現役を引退している選手では唯一の名を連ねたのは、元レアルの司令塔MFシャビ・アロンソスペイン代表でも共演したイニエスタシャビとともに中盤に組み込まれた。

 いずれも後世に語り継がれるであろう名選手揃いで、納得のベストイレブンと言えそうだ。(Football ZONE web編集部)

リーガ「過去10年ベスト11」が発表された【写真:Getty Images】