9月から11月は、修学旅行に出かける学生が増える時期といわれる。定番の京都・奈良や、東京・沖縄・北海道・海外など、訪れる場所は様々だ。
楽しみにする声がある一方、様々な理由で「行きたくない」と憂鬱になってしまう人もいると聞く。そのような経験を持つ人はどのくらいいるのだろうか。
■修学旅行に行きたくないと思ったことがある?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,653名に修学旅行について調査を実施。
結果、「行きたくないと思ったことがある」と答えた人は35.6%。圧倒的に楽しみにしている人が多いものの、嫌悪感を持ったことがある人も少なくない。
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■性年代別に見ると傾向が
修学旅行に行きたくないと思った人を性年代別に見ると傾向が出た。
若い女性の割合が高く、10、20代は半数超え。理由は定かではないが、同性とはいえ他人と風呂に入る、一緒に寝るなどの共同生活を嫌悪しているのかも。
■「行きたくない」と思った瞬間3選
どのような理由で「修学旅行に行きたくない」と思ったのか。複数の人に聞いてみた。
(1)いじめを受けていた
「いじめを受けていたので、修学旅行は地獄でしかなかった。『行きたくない』と親に言ったところ理解してもらえたのですが、学校側に言うと教師が『折角の機会だから出るように』と説得してきた。
いじめられても守ってくれないくせにこういうときだけ説得に来るなんて、結局自分のクラスから欠席者を出したくないだけ。もちろん、行きませんでした」(20代・女性)
(2)身体を見られたくない
「太っていることがコンプレックスで、大浴場でほかの子と一緒にお風呂に入るのが嫌だった。銭湯に行ったこともなかったので、まさに初めての経験で。
ただ、入ってみたら回りが優しくて、嫌な思いをせずに済んだ。行ってよかったかなとは思う」(10代・女性)
■「面白くない」との声も
(3)面白くなさそうだった
「うちの学校は荒れていたので、修学旅行も全て団体行動で自由時間はなし。沖縄に行ったのですが、戦争と平和がテーマで、遊ぶというよりは勉強の一環でした。事前に予定表を見て、行きたくないなと。
行動も全てプログラム化されていて、実際面白くなかった」(50代・男性)
「誰もが楽しみにしている」と思われがちな修学旅行だが、3人に1人は「行きたくない」と思ったことがある。どうしても行きたくない場合には、行かない選択肢も必要だろう。それでも「行ってみたら楽しかった」人も少なくなさそうだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)
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