乾がエイバルで公式戦100試合出場 中井は24日に16歳誕生日

 日本代表MF乾貴士エイバル)が13日、自身の公式インスタグラムを更新し、名門レアル・マドリードの下部組織フベニールC(U-17相当)に所属する“ピピ”こと15歳MF中井卓大との2ショットの動画を披露した。投稿で31歳の乾は「おっさんパワー」と“自虐”を交えながら、同郷の後輩に対して「でも負けない」と切磋琢磨していくことを誓っている。

 動画は、2人の前にロウソクが立てられたケーキが置かれ、それぞれが意気込むシーンから始まる。24日に誕生日を迎える中井が「16歳になってもサッカー楽しく頑張ります」と笑顔で話し、続いて乾が「31歳になってもまだまだ試合に出られるように頑張ります」と決意。2人揃ってロウソクの火を吹き消している。

 乾は今夏、15年夏から3シーズン在籍したエイバルに復帰。4日にはリーグ第8節、古巣のベティス戦(1-1)で、エイバルで迎えた公式戦100試合出場を達成した。これを受け、「この間Pipi君ファミリーに、Pipi君の16歳の誕生日がもうすぐなのと、俺がこの間の試合でエイバルでの公式戦100試合やったから、一緒にお祝いしてもらいました」と言い、「ありがとう!!Pipi君おめでとう」と“ダブル祝い”を喜んでいる。

 乾と中井は、同じ滋賀県出身で以前から交流が深い。15学年下の後輩のことを可愛がっており、ハッシュタグでは「#16歳」「#31歳」「#若い」「#イケメン」「#日本の宝」とべた褒め。一方で6月に31歳となった乾は「#ただのおっさん」と自虐を交えながら、「#でも負けない」「#粘る」「#頑張る」「#おっさんパワー」と、まだまだ現役選手として飛躍を遂げることをあらためて意気込んだ。

 この投稿にファンも反応。「お二人ともおめでとうございます」と祝福コメントが殺到するなか、「どこがただのおっさんなんですかー!」「31歳まだまだこれからですよ」「お二人とも滋賀の宝」と多くの反響が寄せられている。

 ともに滋賀から海を渡り、スペインで活躍する2人。“門出”の10月を機にこれからも思い切ったプレーを見せてくれることだろう。(Football ZONE web編集部)

エイバルMF乾貴士【写真:Getty Images】