EURO2020予選のグループE第8節が13日に行われ、ウェールズ代表とクロアチア代表が対戦し、1-1の引き分けで終了した。この試合でレアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWのギャレス・ベイルクロアチア代表MFのルカ・モドリッチが負傷してしまったようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
 
 モドリッチは、試合終了間際に負傷し、医療チームに支えられながらピッチをあとにした。同選手はスペインに帰国し詳細を検査する。また、16日に行われるEURO2020予選の次節スロバキア戦の出場は断念した模様だ。クロアチア代表の医療チームは「モドリッチは大腿四頭筋に痛みを感じているという。人々はクラシコについて心配しているとは思うが、それほど悪くはないようだ」と話している。

 一方、ベイルはこの日1得点を決め、試合終了まで出場していたが、左足を気にするシーンが見られていた。ウェールズ代表を率いるライアン・ギグス監督は試合後の会見で「ベイルは少し足がつったようだったが、彼が試合に出続けることを望んだためそのまま出場させた」とベイルの足にトラブルがあったことを話している。
 
 レアル・マドリードは、19日にマジョルカと対戦し、22日にチャンピオンズリーグガラタサライ戦、26日にはバルセロナとの対戦を控えている。

両脇を医療チームに抱えられピッチから出るモドリッチ [写真]=Getty Images