土俵(allanswart/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本の国技である相撲。国技といっても、中継で見たことはあっても、実際に生で観戦したことがある人は、なかなかいないのではないだろうか。

観戦するには、敷居が高いような気がしてしまう大相撲観戦だが、実際に生で観戦したことがある人の話を聞いてみると、意外に気を張るものでもなく、初めてでも気軽に楽しめるようだ。

■生で観戦した人は約1割

しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ「大相撲を生で観戦したことがある」と回答したのは、全体の13.4%であった。

相撲観戦

なお、男性15.0%、女性11.8%と、やや男性のほうが観戦経験があることが判明した。

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■やはり高齢層ほど観戦?

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

相撲観戦

もっとも割合が高かったのは男女ともに60代で、男性23.4%、女性19.1%。20代の割合は低くなるものの、「経験率」ということもあり、年代があがるにつれて割合が高くなって行く傾向。

相撲のチケットには、有名力士と握手できる席や、親方と記念撮影ができる席、横綱に赤ちゃんを抱っこしてもらい撮影ができる席など、様々な種類がある。

相撲観戦と言われて思い浮かべる座布団で見る枡席だけでなく、椅子の席もあり値段も様々だ。自分の楽なスタイルや目的に合わせて席を選ぶことができるため、高齢層も孫や家族をつれて観戦に行きやすいのだろうか。

■国技館がある首都圏が突出

さらに、この結果を地域別に見ていくと…

相撲観戦

もっとも大相撲を生で観戦したことがあるのは、首都圏の人で17.3%。近畿地方が15.1%で続く結果となった。

やはり国技館があり本場所がおこなわれている首都圏は、観戦したことがる人の割合が高い傾向があるようだ。席によっては飲食しながら観戦することができる大相撲

国技館では日替わりで色んな相撲部屋のちゃんこ鍋が食べられたりと、足を運ぶことでしか味わえないグルメも人気の集めている要因のようだ。

また、大相撲には地方巡業がある。巡業する場所は日本各地だ。地方巡業でも、力士たちは写真撮影などに気さくに応じてくれるようだ。地方の人も、近くに巡業が来た際は気軽に足を運んでみると楽しいかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・赤坂

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)

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