気分を害する女の人(champja/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

公共の場所で、下ネタや汚い話、悪口などが聞こえてきて、気分が悪くなったことがある人もいるのではないだろうか。飲食店での下ネタは食欲をなくさせ、静かな場所での大声の会話は、他人のリラックスを妨げることになる。

不特定多数の人がいる場所での会話は、声の大きさや、話の内容に気を配ったほうが良さそうだ。

■3割が「気分が悪くなった」

しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の33.2%が「公共の場で他者がしている会話を聞いて気分が悪くなった経験がある」と回答した。

他者の会話

なお、男性29.9%、女性36.4%と、女性のほうが他者の会話の影響を受け、気分を害した割合が高いことが判明した。

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■若年層女性の割合が高い

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

他者の会話

もっとも割合が高かったのは男女ともに10代で、女性46.8%、男性42.6%。20代女性が45.8%で続くが、20代男性は24.8%と割合がもっとも低くなっており、若年層の女性の割合が高いのが特徴的だ。

10代は、ハメを外して大きい声で話している人が多い場所に足を運ぶ機会が多いのだろうか、気分を害するような他者の会話も聞こえてきてしまうのかもしれない。

■年収1000万以上が突出

さらに、この結果を年収別に見ていくと…

他者の会話

もっとも割合が高かったのは、年収1000万以上の人で57.1%であった。ビジネスで成功している高収入層は、公共の場所での話題選びや、他人の気分を害さない内容選びなど、気配りしている人が多いのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・赤坂

意外に聞かれている? 3割が他者の会話で気分が悪くなったことがあると判明