朝起きた瞬間から、仕事のことや今日の予定で頭がいっぱい!あわただしく一日を過ごして、夕方にはどっと疲れてしまう、なんてことはありませんか?焦っているとささいなミスもしてしまいがち。朝の時間を利用してプチ瞑想をすると、心にゆとりができますよ。電車の中でもできる方法をご紹介します!

頭の中を整理しよう

みなさんの頭の中は、今どんな状態でしょうか?じっくりと見つめてみると、いろいろなことが頭の中を回っています。昨日あった出来事、これからの予定、誰かと話している時のことなど、次から次へと湧き出てきます。頭の中がごちゃごちゃしていると、疲れてしまったり、目の前のことに手がつかなくなってしまったり…。瞑想で頭の中を整理整頓しましょう。

瞑想で今に意識を向ける

瞑想と聞くと構えてしまう方も多いかもしれませんが、特別な何かをするわけではありません。マインドフルネス瞑想では、今この瞬間に意識を向ける練習をしていきます。今を感じることで、ぐちゃぐちゃしていたものが少しずつ整理整頓されていきます。そうすると、落ち着いた感覚を感じることができます。心にゆとりができ、目の前のことに集中しやすくなるので、一日の始まりにはもってこいです。

実際にやってみよう!

まずは一般的なやり方に挑戦!

1.まっすぐ姿勢を正して座る。
2.目は閉じるか伏し目にしてゆったりとした気持ちで。
3.いつもの呼吸を繰り返しながら、その呼吸に意識を向ける。
4.頭の中に考え事が浮かんできたことに気づいたら、また呼吸に意識を向け直す。
5.無理のないペースで続ける。5分くらいからが始めやすい。

このように、シンプルに呼吸を感じるだけでできるのでとても気軽に始められます。朝ゆっくり家でやる時間が取れない!という方には電車の中でするのもオススメですよ。呼吸に集中するだけなので、誰にも気づかれません。バランスを崩さないようにだけ注意してくださいね!

応用編にも挑戦!

意識を向ける対象を呼吸でなく、体にするのもオススメです。電車の中では、立っているとゆらゆら揺れるのでバランスを取り続けている状態です。その時の体の重心や、力の入り具合に意識を向けてみましょう。自分の体への気づきにもつながり、体幹への意識も生まれるはずです。

難しく考えすぎず、お手軽な瞑想を日常の中に取り入れてみてくださいね!習慣化することで自分の状態を知ることもでき、よりよい毎日を過ごすサポートにもなりますよ。

櫻井麻美(さくらあさみ
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について考えはじめ、ヨーガにたどり着く。現在はたくさんの人が幸せでいられるためのヨーガを伝える活動をしている。

一日を気持ちよく過ごせる!電車の中でもできる朝の瞑想習慣を取り入れよう