家のインテリアを次々に破壊する娘の様子を描いた漫画「あかちゃんVSインテリア」がSNS上で話題となっています。手足が動くようになって、室内のいろいろなものに興味を持ち始めた娘。観葉植物や写真立てに手を伸ばしては…という内容で「かわいいんですけどね…」「私はインテリアは諦めました」「早く、オシャレな家具を置けるようになりたいですね!」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

うれしいような悲しい気持ちで…

 この漫画を描いたのは、主婦のフジサキ(ペンネーム)さんです。インスタグラムでは、生後10カ月の娘の育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

フジサキさん「インスタグラムで、いろいろな方が描いている漫画を見るのが好きでした。そんなとき、あるイラストレーターさんがスマホアプリで絵を描いていることを知り、『それなら私でも描けるかも…?』と思ったことがきっかけです。元々、絵を描くことは好きだったので、どんどんのめり込んでいきました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

フジサキさん「娘が成長するにつれてインテリアがどんどん制限されていく、うれしいような悲しいような気持ちを誰かに共感してほしい!と思ったので」

Q.出産前は、インテリアにこだわっていたのでしょうか。

フジサキさん「妊娠中に暇だったので、インテリアにこだわり始めました。今考えると、先のことを考えてインテリアを選ぶべきでした(泣)」

Q.いろいろなものが破壊されるようになったのは、いつごろからでしょうか。

フジサキさん「娘がつかまり立ちし始めてからです。手が届くようになって、楽しいんだと思います。その後、観葉植物は撤去し、写真立ては高い場所に移動しました。マットはそのままですが、かなり汚れてきています…」

Q.インテリアに限らず、ここまでやられるのは想定外だったということはありますか。

フジサキさん「意外と力が強くて、おもちゃを破壊されることですね。お風呂で釣りができるおもちゃを買ったんですけど、3日で釣りざおのヒモをちぎられました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

フジサキさん「『うちもです』などの共感のコメントを頂きました。ありがとうございます!」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

フジサキさん「育児中に感じるつらさや不安に共感してもらえるような漫画が描きたいです。『私だけじゃないんだ』とポジティブに受け取ってもらえたらうれしい! まだまだ始めたばかりで未熟なので、今後はイラストや漫画の描き方を勉強したいです」

オトナンサー編集部

漫画「あかちゃんVSインテリア」のカット=育児漫画。フジサキ(fu.ji.sa.ki)さん提供