「束縛彼氏と別れを決意しました。しかしどのように別れを切り出したら良いのか、怖くてたまりません!どうしたら束縛彼氏と円満に別れられるか教えてください!」と、カウンセリングルームに駆け込む女性がいます。
意外にも最近はこのように、束縛彼氏に悩む女性が多くなってきています。別れたくても怖くて別れ話を切り出せないと言っているうちに、束縛彼氏がエスカレートしてストーカーに発展するケースもあるのです。
そこで心理カウンセラーの筆者が、束縛彼氏との別れ方として、別れを切り出せない場合の対処法まで、わかりやすく丁寧に解説しご紹介してまいります。束縛彼氏に悩む女性は必見です!


束縛が激しい彼氏と別れたい


「束縛されるのが彼氏からの愛情と勘違いしていました。しかし、だんだん激しくなる彼氏の束縛に、やっと目が冷めたのです。彼氏自身のための束縛であることに気付かされ、束縛が激しい彼氏と別れたいと思うようになりました。」と、先ほど相談にこられた女性は言っています。


束縛彼氏との別れ方


まずは、束縛彼氏との別れ方を、具体的にわかりやすくご紹介していきます。束縛気質のある彼氏との別れ方を、知りたいと思っている女性は必見です!

連絡や会う頻度を減らしていく
束縛彼氏との別れ方は、連絡や会う頻度を減らしていくのがよいでしょう。本当はすぐにでも切ってしまいたいくらいだと思います。しかしそこは我慢をして、全く断ち切るのではなく、徐々に連絡や会う頻度を減らしていくようにするといいでしょう。
そうすることで、少しづつでも予感するところがあるかも知れません。とにかく急激なことをして彼氏の気持ちを刺激しないほうがいいでしょう。

束縛彼氏と距離を置く
束縛彼氏との別れ方は、束縛彼氏と距離を置くのもひとつの手です。用事を作りしばらく会わないようにして距離をおくのが良いと思います。
束縛彼氏に誘われても「仕事が忙しい」とか「その日は、もう予定が入っている」と、とにかく会えない理由を並べ会わないで距離をおきましょう。

束縛彼氏に嫌われる行動をする
束縛彼氏との別れ方は、あえて束縛彼氏に嫌われる行動をするのもアリだと思います。束縛彼氏が機嫌悪くなる行動をするというそんな中途半端ではなく、嫌われるような行動をすることです。
たとえば約束の時間にかなり遅れて行っても、連絡入れない、謝らない。または平気でドタキャンやすっぽかしなどといった時間と約束にルーズな女性を演じる。さらにノーメイクに不潔な髪、テキトーなファッションなどなど。
しかし嫌われる行動として《浮気》は、しないほうがいいでしょう。束縛彼氏の気持ちを逆なでしたり逆上させたりしかねない状況が考えられます。どんな修羅場が待ち受けているか想像するのも怖くなるくらいです。《浮気》はすべきではないと思います。

直接会うのが難しいなら電話で伝える
束縛彼氏との別れ方は、直接会うのが難しいなら電話で伝えるのも方法です。直接会うと別れられない、怖いなどという場合は電話で伝えるのがいいでしょう。電話だとお互いの様子が見えず余計な情報が入らないので、言いやすいと思います。
また直接会いたくないからと、LINEなど文章で伝える場合は、勘違いして伝わってしまう場合もあるため避けたほうがいいでしょう。束縛彼氏でなくても、基本別れ話は、LINEなどの文章は誤解の元で最後に、こじれてスムーズに別れられないことも考えられます。直接会うのが難しいなら、やはり電話のほうがいいですね。


束縛彼氏に別れを伝えるときのポイント


次に、束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントを、わかりやすくご紹介していきます。どうやったら束縛彼氏と、円満に別れられるかを知りたいと思っている女性は必見です!

別れたい意思をはっきり伝える
束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントは、別れたい意思をはっきり伝えることです。別れることを決めたら毅然とした態度で、別れたい意思をはっきり伝えることが大事になってきます。おろおろした態度では相手は納得いかず、別れに応じないと言い出すかも知れません。
しかしなにを言われても別れたいという意思を貫き通せば、わかってくれることが多いでしょう。もしも別れに迷う場合は、別れ話をする前にちゃんと考えて、意思を固めてから話すのが良いと思います。

彼のプライドは傷つけないようにする
束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントは、彼のプライドは傷つけないようにするのが大前提でしょう。束縛彼氏は自信の無さから束縛していることが考えられるので、余計に傷付きやすくもあるのです。
あくまでもこちら側が悪いということで、別れ話を切り出すのが円満に別れる糸口になると思います。

情に流されないように気をつける
束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントは、情に流されないように気をつけることも重要になってきます。別れたくない束縛彼氏は必死になり、いままでの楽しかったことや幸せだった頃の話を持ち出し「やりなおそう」と言ってくるかもしれません。
あるいは「君がいなければ生きていけない!」みたいな泣き落としで来る可能性もあると思います。そのとき「かわいそう!私がいなければ、この人は死んでしまうかもしれない」とか「あんなに幸せだったあの頃に戻ってみたい」に、思う女性がたまにいるのです。
そんなふうに情に流されていては、一生この束縛彼氏からは逃げられません。一生束縛されて過ごさなければならないのです。
そんな覚悟があるのでしょうか?心を鬼にしてでも、そんな束縛彼氏を振り払ってください。そのぐらいの強い覚悟を持つ必要を感じます。

いきなり別れ話を切り出すのはNG
束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントは、いきなり別れ話を切り出すのはNGでしょう。なぜならいきなり別れ話をすると、この束縛彼氏のような男性は自分に自信が無いだけに、痛いところを突かれ逆上して、なにをするかわからないということが考えられるからです。
事前に連絡や会う頻度を減らしたり、距離を置いたりと別れを予感させるような行動をしておくことが大事です。


束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない場合


続いて、束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない場合について解説し、対処法をご紹介していきます。別れたいけど別れを切り出すのが怖いと感じている女性は必見です!

第三者に協力してもらう
束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない場合は、第三者に協力してもらうことも必要かと思います。だれか第三者がいるだけで、束縛彼氏は聞く耳を持つでしょう。友達などに協力してもらい、別れ話をするときに一緒に来てもらって話を聞いてもらうのがいいと思います。
あるいは可能であれば、彼氏側の信頼できる仲の良い友達に来てもらうと、より話が進めやすいと思いますし、後から変なことにはならないでしょう。

公共の場で別れ話をする
束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない場合は、公共の場で別れ話をする方法があります。ファミレスなど公共の場所であれば、まわりの目があるため暴力や罵声の心配は減るでしょう。
また公共の場で泣き崩れることは男として恥ずかしいと思いますので、公共の場での別れ話は、一応静かに聞いてくれます。あとは別れ話を言ったら、すぐにその場所から立ち去りましょう。

別れを切り出したあとは姿を消すことが大事
束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない状態でも、別れを切り出したあとは姿を消すことが大事です。別れを切り出したあとは、相手の連絡先を消すだけでなく、自分の電話番号を変えることや引っ越すことも考えてください。
実家に住んでいる場合は、友達の家に泊めてもらうのがいいでしょう。その事情をご両親にも話し、娘に会わせない旨をしっかり言ってもらうのもいいと思います。あと職場も知られている場合は、できることなら職場を変えることも検討したほうがいいでしょう。
素直に別れに応じてくれるようであれば、職場まで変える必要は無いと思いますが、その束縛彼氏がどの程度なのか、いままでの付き合いからしっかり判断してみる必要があるでしょう。

身の危険を感じる場合は警察や市役所に相談する
束縛彼氏が怖くて別れを切り出せないところをなんとか別れを切り出した後に、身の危険を感じる場合は警察や市役所に相談することをおすすめします。
ストーカー行為をしてくる場合や身の危険を感じるなど心配がある場合は警察や市役所に相談するのが良いです。
また、最近ではDV相談コーナーなどもあり相談しやすい環境なので、ひとりで抱えずに相談したほうがいいと思います。
まさかそんなことまでと思っていても、なにか起きてからでは遅いのです。少しでもそれらしきことがあれば相談をして、用心にこしたことは無いと思います。


束縛をやめてもらうためには?


あるいは、束縛をやめてもらうためにはどうすれば良いかと、考えることもあるでしょう。そこでそういう女性のために、束縛をやめてもらうための対処法を、わかりやすくご紹介していきます。

束縛が嫌なことをはっきりと伝える
束縛をやめてもらうための対処法は、束縛が嫌なことをはっきりと伝えるのが大事です。しかし伝え方としては「束縛しないで」「遊んでいる時に電話してこないで」や「束縛するなら別れる」などの言い方は逆なでする可能性もあるので控えましょう。
「あなたのことが好きだからこういうことはやめてほしい」などとやめてほしいことを伝えるとともに、相手に対して好きな気持ちがあることもしっかり伝えるのが良いでしょう。
このように、好きな気持ちとやめてほしいことを、メリハリを付けてしっかり伝えるのが良いのです。

彼に自信を持たせてあげる
束縛をやめてもらうための対処法は、彼に自信を持たせてあげることが必要です。自分に自信がないし愛されている自信もないから、彼は束縛してしまうので、彼に自信を持たせてあげるのがいいでしょう。
自信を持たせるために、彼のことを愛していることをちゃんと言うなどと愛情表現をしたり、彼がしてくれたことは「ありがとう」と感謝を伝えたりするのがいいですね。

束縛をやめてもらうためには話し合いが大切
束縛をやめてもらうための対処法は、束縛をやめてもらうためには話し合いが大切です。なによりも「あなたを愛しているから聞いてほしい」と、愛していることを前提に、束縛をやめてもらう話し合いをすることが大切だと思います。
しかし男性の束縛はなかなか直りづらいため、時間はかかるのも確かです。「愛しているから束縛をやめてほしい!」と言っても「愛しているからこそ束縛をするんだ!」と返ってきたりと、話が堂々巡りになることも考えられます。そこは覚悟を持って、根気よく冷静に話し合いをするしかないでしょう。


束縛彼氏と付き合ってもいいことは1つもない


最後に、束縛彼氏と付き合ってもいいことはひとつもないことまで、わかりやすく解説しておきます。束縛彼氏と別れようか迷っている女性は必見です!

そもそも束縛は愛ではない
束縛彼氏と付き合ってもいいことがひとつもないのは、そもそも束縛は愛ではないと思います。束縛は愛からくるものではなく相手のことを信頼できていないということで、束縛は愛情ではないのです。
四六時中彼女のことを想い、ずっと自分の思うままに縛り付けておきたいみたいなのは、自分のためにだけ縛っておきたいだけで、彼女の意向も気持ちもまったく考えていないことになるのです。

束縛と感じるときはすでに愛情が冷めている
束縛彼氏と付き合ってもいいことはひとつもないのは、束縛と感じるときはすでに愛情が冷めているとも考えられます。
彼氏の行動や態度などが束縛と感じ始めているときは、あなたが彼に対して好きという気持ちが減ってきていることになるでしょう。
そして、束縛と感じ始めたときは彼のことが好きなのか、もう一度考えたほうが良いと思います。なぜなら束縛と思った時点で彼氏を不信に思い、信頼関係が薄れてきていると感じ取れるからです。
お互い信頼関係やリスペクトするところがあればこそ、付き合っていけるのだと思います。

束縛は自分の幸せな時間を奪うもの
束縛彼氏と付き合ってもいいことはひとつもないのは、束縛は自分の幸せな時間を奪うものだからです。束縛は自分がやりたいこと、やってみたいことなどをすべて縛り付ける行為だと思います。
また自分の人生を楽しめなくなってしまうことや、自分の幸せと思える時間を奪う行為でもあるのです。
このように束縛する人と付き合っていると、自分の大切なものを失ってしまう可能性もあると思います。それでも束縛彼氏と付き合っていきますか?


まとめ


いままで、束縛彼氏との別れ方として、束縛彼氏に別れを伝えるときのポイントや束縛彼氏が怖くて別れを切り出せない場合まで解説しご紹介していきました。別れ方がわかり、別れる決心がついたと思います。
これまでの、束縛彼氏との別れ方の解説を参考に、束縛彼氏と別れて自由な恋愛を始めましょう。きっと別れて良かったと実感するときがくると思います。(HIKARI/ライター)
(ハウコレ編集部)