一言で浮気者といっても、浮気に関して手慣れた男性ばかりではありません。
本来は真面目な男性が、ビクビクしながら初めての浮気に手を染めていることの方が多いんです。
そんな、浮気慣れしていない彼らが、つい口走りがちなセリフがあります。
「……なんで?」「彼に『昨日何してたの?』とか『出張ってどこに行ったんだっけ?』とか、普通に雑談で聞きますよね。
それに対して、ある時から『なんで?』って聞き返してくるようになったんですよ。前は普通に答えてくれてたのに……。
浮気を疑うと言うより、最近会話が弾まないなーって印象だったのですが、思えばなんでなんでって言うようになった頃から浮気してたみたいです」(30歳・女性)
やましいことがある時に、彼女から行動を確認された。どんな意味で聞かれているかによって答え方が変わるから、質問の意図を知りたい……。
こんな時の男性が、質問に対して「なんで?」という質問返しをします。
なんでも話してくれていた男性が、急になんでなんでマンになったときは、注意が必要です。
「そういうんじゃないよ」「彼が、職場の後輩女子の話をよくしていましたが、仕事のエピソードなので、特に気にしていませんでした。
それで、本当に悪気なく『やっぱり後輩って可愛いもんなんだね』と言ったら『そういうんじゃないよ』って顔を真っ赤にしている!
そこで気づきました。めちゃめちゃ“そういうの”じゃないですか!」(29歳・女性)
「じゃあ、どういうのなんだよ?」という話ですよね。
いつも特定の女子の話をするくせに、「そういうんじゃないよ」「妹みたいなものだよ」なんてうそぶく男性は、ほぼ確実に、その女子のことを意識しています。
男性は、関心のない女子のことをいちいち思い出したり、話題に出したりしないもの。
ただし、これは「手に入っていないから気になる」状態。本格的な浮気には発展しておらず、むしろ彼の片思いのことも多いです。
「今日はちょっと…」「以前は、予定が合わないときは『今日は友達と飲むから』『今日は会社で会食だから』と言ってた彼が、ある時から予定を聞くと『今日はちょっと……』と濁すようになりました。
別に細かい予定は知らなくてもいいけど、言えない予定が急に増えるって、やっぱりおかしいですよね」(25歳・女性)
やましい言動をごまかしたいけど、具体的に嘘をつくのは気がひけるとか、いい言い訳が浮かばない時に「今日はちょっと」で乗り切ろうとする男性も。
そんなタイプは嘘が下手で、本来は正直者な男性であることが多いです。
「ちょっとって何?」といちいち問い詰めず、泳がせて様子をみると、早めにボロを出すでしょう。
◯◯って聞いた「彼と買い物に行った時『このネックレス可愛い』と言う私に、彼が『パッと見いいけど、10金でこれは高いよ』と。
今までそんなこと言わず『気に入ったんならいいじゃない』みたいな反応だったのに……。
『……って言う風に聞いた』とか言うけど、やっぱり他の女子といい感じで、その子へのプレゼントを探していた時期だったみたい」(26歳・女性)
女きょうだいがいるわけでも、アパレル関係者でもないのに、女子のファッションやトレンドに男性が突然詳しくなるのは、浮気の危険信号。
興味のないことは絶対しないのに、気になる女子のためならなんでも調べちゃう男性も多いです。
相手の女子に染まってきている証拠かも。似たパターンで、「突然LINEの文体が変わる」「有料の可愛いスタンプを使い出す」なども要注意です。
浮気が本気になる前に真面目な男性は、浮気と言っても遊びで終わらず、そのまま新規の女子にはまってしまうことも。
これらのサインが出てきたら、早めに証拠を掴むのをオススメします。
(中野亜希/ライター)
(愛カツ編集部)
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