江戸時代に幕府直轄の天領として栄え、九州を統括する「西国筋郡代」が置かれた山間の都である大分県日田市で、「日田天領まつり」が11月9日(土)と10日(日)の2日間開催される。

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「日田天領まつり」は、国選定重要伝統的建造物群保存地区で、江戸時代の風情と現代の営みが調和する「豆田地区」を中心に行われる。西国筋郡代の着任風景を再現した「西国筋郡代着任行列」や、日田の先哲を紹介する「日田歴史絵巻行列」が実施される。それ以外にも様々な催しが行われ、当時の歴史や文化に浸ることができる。

まつりのメインは、日曜日に行われる「西国筋郡代着任行列」。総勢100名以上の江戸時代の衣装を着た市民が豆田地区を練り歩く光景は圧巻の一言で、大名行列が江戸情緒漂う町並みと合わさり、タイムスリップしたような感覚を味わえる。

また、夜には前日から最終日まで、約3万本の竹灯篭による幻想的なイベント「千年あかり」も行われる。江戸の風を感じに、「日田天領まつり」に参加しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

まるでタイムスリップしたような気分に浸れるまつり