エイバルスペイン人MFペドロ・レオンが、かつてレアル・マドリーに在籍していた2010-11シーズンを振り返った。イギリスメトロ』が伝えている。

現在、日本代表MF乾貴士が所属するエイバルプレーするペドロ・レオンは、2010年夏にヘタフェからマドリーに現在のレートでおよそ960万ユーロ(約11億4700万円)の移籍金で加入。しかし、スター選手が揃う銀河系軍団でポジションを確保することは難しく、思うようなシーズンを過ごせないでいた。

同選手はそのシーズンの冬の移籍マーケットで移籍を考慮。スペインメディアのインタビューで「マンチェスター・シティチェルシーミランからオファーがあったよ」と明かしている。

しかし、ペドロ・レオンの移籍を阻んだのが、当時マドリーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督だ。同監督はペドロ・レオンについて「彼は練習での努力が足りない。メディアの君たちは彼をジダンマラドーナ、ディ・スティファノみたいな選手のように話すが、少し前までヘタフェでプレーしていた選手だぞ」と、評価していたにもかかわらず、手元に残しておくことを望んだようだ。

そんなモウリーニョ監督の言葉に対しペドロ・レオンは「回避できる状況だった。だけど、批判を受けたのはなにも僕だけじゃなかった」とコメント。結局、マドリーでの公式戦出場は14試合にとどまり、わずか1年で古巣のヘタフェに戻っることになった。

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