人に感謝の気持ちを伝えるのに、言葉だけは足りないと思う人もいるだろう。その代わりになるひとつが、お金ではないだろうか。
■4人に1人はお礼にお金を嫌う
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「お礼について」の調査を実施。
「お礼にお金を渡すのはよくない行為だと思う」と答えた人は、全体で26.7%だった。
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■お金で済まそうとするのが嫌
性年代別では、多くの年代で男性よりも女性の割合が高くなっているのが印象的である。
お金で済まそうとする気持ちが、あまり好きではないという意見も多い。
「お金で済ませて解決しようとする気持ちが透けて見えて、あまり気分がいいものではない。まずはちゃんと心からの気持ちを、言葉で伝えるべきだと思う。
そしてもしなにか渡したいのであれば、お金ではあからさまなので手土産などの商品にしたほうがいいんじゃないかな」(20代・女性)
■友達だから無料というのはおかしい
友達だからといって、無料で仕事を依頼するのはよくないとの声も。
「よくSNSで、友達から無料で仕事を頼まれるケースをぼやいていることがある。仲がいいからといっても、大切な時間を使って作業してくれるならきちんと敬意を払うべき。
その敬意はお金がいちばんわかりやすいと思うし、それだけ時間を費やしてくれたことを忘れてはいけないと思う」(30代・男性)
■医者への心づけに違和感
今では厳しくなっているという、医者への心づけを例に上げる人も。
「うちの父親が手術をするときに、母が担当の先生にお金を渡そうとしていた。最近では厳しくなったようなので先生も受け取らなかったからよかったけれど、これは悪しき習慣だと思う。
ちゃんと医療費を払っているのに、さらにお金を払わないと命を預けられない感じがする」(40代・女性)
相手の受け取り方もあるので、見極めが難しいところだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)
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