風呂は他に誰もいない、プライベートな空間である。ひそかに涙を流したいときには、風呂はうってつけの場所なのだ。
■2割が風呂で泣いたことあり
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「風呂の利用について」の調査を実施。
「風呂で泣くことがある」と答えた人は、全体で20.6%だった。
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■風呂で泣いてデトックス
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が圧倒的に多くなっているのが印象的だ。
1日の出来事を、風呂で振り返る人も多いだろう。
「仕事で嫌なことがあったときには、そのことをお風呂で振り返って泣いてしまうこともある。湯船につかっていると、いろんなことを考えてしまうから。
お風呂は体や髪を洗う場所だけれど、1日の疲れをゆっくりと取るところでもある。そういう意味では、お風呂で泣いてデトックスするのもいいんじゃないかな?」(20代・女性)
■風呂の時間が短いので考える暇がない
一方で男性は、風呂にそれほど時間をかけない人が多い。そのために泣くようなことを、考えている時間がないのだ。
「基本的に風呂は短いので、泣くようなことを考える時間はない。シャワーで済ませてしまうことも多いし、ただ体や頭を洗うことだけを考えている」(30代・男性)
■プライバシーがある空間が他にないので
家で自分の空間が持てない人は、トイレや風呂に頼るしかない。
「うちは家が狭いために、プライバシーがあまりない。家の中でひっそりと泣ける空間といえば、トイレとお風呂くらい。トイレは長くいると変に思われるから、消去法でお風呂になる。
そうしょっちゅうは泣かないけれど、つらいことがあったときに何度かお風呂のお世話になっている。今後もなにかあったときには、お風呂で泣くのだろうな」(20代・女性)
人知れず泣きたいときには、ゆっくりと風呂につかってみるのもいいかも。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)
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