ヨーロッパでプレーする最も活躍した21歳以下の選手に贈られる「ゴールデンボーイ賞」の候補者20名が15日に発表された。

 同賞は、2003年にイタリア紙『トゥットスポルト』によって設立された。過去にはバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、マンチェスター・Uに所属するフランス代表MFポール・ポグバ(当時ユヴェントス)らが受賞。昨年は、当時フローニンゲンに所属していた日本代表MF堂安律(現PSV)が候補40名に選出され、最終的に当時アヤックスオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(現ユヴェントス)がDFとして初の受賞を果たしていた。

 2019年の候補者20名には、デ・リフトU-21イングランド代表MFフィル・フォーデン、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが昨年に続いて選出。6月のFIFA U-20ワールドカップで準優勝に貢献してゴールデンボール賞(大会MVP)に輝いた韓国代表MFイ・カンイン、バルセロナのクラブ最年少得点記録を更新した16歳U-21スペイン代表FWアンス・ファティ、クリスティアーノ・ロナウド2世と称されるポルトガル代表FWジョアンフェリックスらが選ばれている。

 なお、受賞者は12月16日に発表される。発表された候補者20名は以下のとおり。

マタイス・デ・リフトユヴェントス
アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン
ジャンルイジ・ドンナルンマミラン
アンス・ファティ(バルセロナ
フィル・フォーデンマンチェスター・C

マテオ・ゲンドゥージ(アーセナル
アーリング・ハーランドザルツブルク
カイ・ハフェルツ(レヴァークーゼン
ジョアンフェリックス(アトレティコ・マドリード
デヤン・ヨヴェリッチ(フランクフルト

モイーズ・キーン(エヴァートン
イ・カンイン(バレンシア
アンドリー・ルニン(バジャドリード)
ドニエル・マレン(PSV
メイソン・マウントチェルシー

ロドリゴ・ゴエスレアル・マドリード
ジェイドン・サンチョドルトムント
フェラン・トーレスバレンシア
ヴィニシウス・ジュニオールレアル・マドリード
ニコロ・ザニオーロ(ローマ

ゴールデンボーイ賞の候補20名が発表された [写真]=Getty Images