阿部寛主演のドラマ「まだ結婚できない男」(毎週火曜夜9:00-9:54※初回拡大放送、フジテレビ系)の第2話が10月15日(火)に放送された。

【写真を見る】桑野(阿部寛)が包丁を手に…ホラーすぎるハロウィンの仮装が話題に!

阿部が演じる偏屈で皮肉屋の建築士・桑野信介が、世間の浮かれたハロウィンムードに苦言を呈し、「これが本当のハロウィンだ」と自宅でひとり仮装をしたラストシーンが話題となっている。(以下、ネタバレが含まれます)

■ 桑野が婚活アプリに翻弄される

「まだ結婚できない男」は、2006年放送の前作から13年後を描く続編で、53歳になった桑野が独り身を謳歌する日々を描く。

第2話で桑野は、事務所の共同経営者の英治(塚本高史)やアシスタントの詩織(奈緒)たちに、婚活アプリにプロフィールを勝手に登録されてしまった。「暇人の遊びだ」とバカにして、すぐにアプリを削除するような素振りを見せた桑野だが、ヨガインストラクターと名乗る女性からのメールを受信して以降、仕事中も常にスマホが気になってしまう。

桑野が一日中ソワソワしている様子や、女性とこっそりやり取りを続けて、ホテルのラウンジで待ち合わせをするために妙にズレたオシャレをキメて出掛ける姿が、ジワジワと畳みかけるような笑いを誘った。「あーもう桑野かわいく見えてきた」「阿部寛の婚活、応援したくなっちゃう」「デート服残念すぎる!笑」と笑いをこらえきれない視聴者の声がTwitter等を賑わせた。

■ 生ぬるいハロウィンを嫌う桑野の仮装が衝撃的!

“極めて変人なのに、愛される男”桑野が、今回一番衝撃的な姿を見せたのが、ラストのシーン。劇中、季節はハロウィンの真っただ中の10月31日を迎え、町は子どもたちや若者の集団が仮装をして盛り上がっていた。

まどか(吉田羊)や英治から「桑野さんは行かないんですか?」と聞かれて「もちろん行きませんよ」と即答した桑野は、聞かれてもいないのにハロウィンの起源をこんこんと説明し、「ハロウィンの仮装っていうのはね、魔物を退散させるだけのインパクトが重要」と、今どきの仮装の生ぬるさを批判していた。

ところが夜になり、クラシック音楽好きの桑野は、自宅でひとりムソルグスキーの交響詩「はげ山の一夜」を爆音で流し、ホラー映画ハロウィン』の殺人鬼に扮し「これが本当のハロウィンだ」と不気味な夜を満喫していた!

たしかにインパクトは絶大だった桑野の仮装。視聴者は「恐れ入りました」「桑野のハロウィンに本気を見たww」「ガチすぎる」「最後、声出して笑った!」と、少し早いハロウィンムードを楽しんだようだ。

第3話、深夜の路上で桑野と早紀が密会!?

次週、第3話10月22日(火)放送。桑野は隣人の早紀(深川麻衣)の部屋から漏れ聞こえる男女のもつれ話が気になっていた。桑野は早紀が女優であると気づきながらも、イタズラ心からまどかに“隣人が殺人計画を立てている”と言ってしまう。

それから数日後、桑野は早紀がパグ犬の散歩をしているところに遭遇。そこへ早紀の元恋人が現れ3人が口論している様子を、写真週刊誌に撮られて掲載されてしまう。(ザテレビジョン

「まだ結婚できない男」第2話より