山下智久がメインキャストの1人として出演する、超大型国際連続ドラマ「THE HEAD」(2020年春、Huluで配信予定)。現在開催されている世界最大級の国際映像とコンテンツ見本市「MIPCOM - The World's Entertainment Content Market」に本作のチームが登場。 監督や山下を含むキャスト陣が、現地時間10月15日にトークイベントを行った。

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■ カンヌへ…!

辺境の地にある南極の科学研究基地を舞台に“極限サバイバルミステリー”を展開する本作。今年9月には撮影地の一つであるスペインカナリア諸島のテネリフェ島で国際取材会も開催され、各国から取材陣が集まるなど、注目度の高さをうかがわせた。

さらに今度はフランス・カンヌへ進出。本作チームは、毎年10月に同地で開催されている一大国際イベント「MIPCOM」に出席。唯一の日本人出演者である山下は、国際色豊かな仲間たちとともに、自身初となる「MIPCOM」でのトークイベントに登壇した。

世界中のテレビ業界から関係者が集まり、高水準の新番組や新フォーマットの上映や売買、さらにエンタメ業界をより進化させる会議やイベントも行われる貴重な機会で、今回のプロジェクトの醍醐味などをアピールした。

■ 山下「愛する気持ちがアキを突き動かしている」

山下は「初めて経験する環境だったので、最初はどのようにコミュニケーションをとろうかと心配していましたが、キャスト・スタッフがとても素晴らしく、サポートしてくれて、2カ月半一緒に過ごし家族みたいになれました。僕が演じるアキは頭が良くて芯が強い人です。この作品は人の感情のコアな部分を描いているので、共感してもらい、楽しんでもらえると思います」と役について語り、各国から来た来場者の興味をそそった。

またMCから、この役をどのような気持ちで演じたか?の質問には「LOVE(愛)です。アキはマギーのことを愛していて、その気持ちが彼を突き動かしています。彼はいつも直感に従っている。ロマンチックすぎるように聞こえるかもしれないけど、本当にそう思うし、真面目に言っています」と、会場を温かい空気で盛り上げながら、作品の魅力を全力で伝えた。

そんな本作は、日本では連続ドラマとして配信する予定のほか、ヨーロッパの主要放送局や、中南米、HBO Asiaが網羅する23の国と地域での放送、そして各国の配信プラットフォームでの同時公開もすでに決定している。

■ あらすじ

暗闇と氷河に覆われる“長い冬”を迎えるにあたり、南極の科学研究基地の研究員たちは「越冬隊」の10名を残し、基地を去ることに…。しかし、半年にわたる冬のさなかに突如、基地と外界の交信が断絶。

数週間後に研究員たちが基地に戻ると、そこには目も当てられない惨状が広がり、確認できる生存者は2名のみ。一体6カ月の間に、基地では何が起こったのか――。

異なるタイムラインの中で紐解かれていく謎。食い違う証言。この闇深き謎をめぐり、陸の孤島ともいえる南極の基地で、極限状態に置かれた人間たちが壮絶な心理合戦を繰り広げる。(ザテレビジョン

山下智久、カンヌへ!トークイベントで裏話語る<THE HEAD>