現地時間14日より5日間の予定でパキスタンを訪問中の英王室ウィリアム王子・キャサリン妃夫妻が滞在2日目の夜、イスラマバードで開催されたレセプションに出席した。普段はスーツ姿が多いウィリアム王子だが、この日は同国の伝統衣装“シェルワニ”をまとって登場、ファッショニスタの妻キャサリン妃から珍しくスポットライトを奪う形になったようだ。

TPOをしっかりとわきまえつつ、毎回華やかなファッションでロイヤルファンを楽しませてくれるキャサリン妃パキスタン訪問中も、そのセンスの良さやファッションを通じて訪問国に敬意を払う姿が称賛を集めている。14日には、“シャルワール・カミーズ”と呼ばれる長めのチュニックとゆったりめのパンツを組み合わせた同国の伝統衣装にインスピレーションを得たファッションを披露し、15日には同国のデザイナーが手がけたスカーフやイヤリングを取り入れたスタイルでファンを魅了した。

しかし同日夜に開催されたレセプションで人々の目を釘付けにしたのは、ウィリアム王子のほうだった。ケンジントン宮殿公式Instagramには、カラフルな三輪自動車で会場「パキスタン・モニュメント」に到着する夫妻の姿が公開されているのだが、そこに映っているのは濃いティールブルーのロングコート&同色のパンツを組み合わせた、パキスタン男性の伝統衣装を身につけたウィリアム王子だ。普段はブルーやブラックのスーツ姿が多いウィリアム王子は、過去にアロハシャツを着たり、腰蓑をつけた姿を披露したことはあったが、パキスタンの伝統衣装である“シェルワニ”をまとったのは今回が初めて。ベルベット素材の黒ローファーを合わせたおしゃれな着こなしには、

「なんてハンサムなの!」
「スタイル良すぎ!」
「シェルワニを素敵に着こなしてる」
「今日はウィルのファッションに軍配があがった」

と多数のコメントが寄せられているほか、パキスタンの国旗の色をイメージしたキャサリン妃の「ジェニー・パッカム」のドレスとのリンクコーデにも称賛が集まった。

レセプションでのスピーチでは、

「この丘からの眺めは、半世紀以上前に祖母エリザベス女王が初めて訪れた際には、今とは全く異なる景色だったことでしょう。」

「私の父と母もこの地を訪れていますが、絶え間ない成長、そして私達家族のパキスタンへの愛情とともに、この景色は変化し続けてきました。」

と述べ、72年前の建国から今日に至るまでのパキスタンの変遷や、英王室3世代にわたり育まれてきた同国との友好関係に言及したウィリアム王子。その言葉の数々にも、

「未来の国王らしい、素晴らしいスピーチ
「英国人であることが誇りに思える」

といった声があがっている。

画像は『Kensington Palace 2019年10月15日付Twitter「At the iconic Pakistan National Monument The Duke and Duchess of Cambridge, after arriving by tuk-tuk, are celebrating the very best of Pakistani music and culture, as well as highlighting the prosperous UK-Pakistan relationship.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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