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ここ数日の北海道は、朝晩の冷え込みが一層強まり、今朝(16日)の最低気温は陸別で氷点下4.9度と、道内では今シーズン一番の冷え込みとなり、札幌も4.2度まで下がりました。
この冷え込みとともに、各地の紅葉も順調に進んでいます。
先日、札幌近郊の恵庭市にある紅葉のスポット、恵庭渓谷に行ってきました。

恵庭渓谷とは

恵庭渓谷は、札幌市千歳市の間に位置する恵庭市街から支笏湖方面に進むこと約20分、漁川の支流であるラルマナイ川沿いにあります。
恵庭渓谷には、三段の滝と白扇の滝、ラルマナイの滝という3つの滝があり、特徴のあるそれぞれの滝が紅葉を色鮮やかに浮き立たせた景観を作り出しています。
約1キロの範囲で3つの滝を見ることができるので、普段あまり運動しない方でも散策にはちょうど良い距離といえそうです。

札幌市内からも1時間~1時間半程度で行くことができ、半日程度で紅葉を楽しむことのできるスポットです。
実際に訪れた時も祝日で晴れたこともあり、バスツアーなどの団体客や個人で訪れた方も多く、駐車場や滝へと向かう道路は混雑していました。
現在も色づいている木々が多いですが、今週末くらいにかけてが紅葉の見ごろと言えそうです。

今後の天気は

道内の他の地域の紅葉も、来月初旬にかけてが見ごろとなる所が多くなります。
明日(17日)以降の北海道付近は、18日頃にかけては晴れて、紅葉狩りや散策にも良い日和となるでしょう。
気温はほぼ平年並みとなりますが、山々の紅葉を見る際は、日中でも肌寒く感じられそうです。
平地よりも一枚上着を多めに用意するなどして、外出された方が良いでしょう。

しかし、19日、20日の週末は本州方面から近づく低気圧や気圧の谷の影響で、ぐずついた天気となる所が多くなり、19日を中心に各地とも雨の降る時間がある見込みです。
外出には傘や合羽などの雨具を用意して出かけた方がよいでしょう。
先日の台風通過後は一気に秋めき、肌寒い日が続いていますが、今しか楽しめない北海道の紅葉を、ぜひ楽しんで下さい。

北海道 紅葉順調に進む! 見ごろの所も