Googleは、クラウドゲーミングラットフォーGoogle Stadiaサービス開始日を11月19日と発表した。サービスを展開する対象地域は14カ国となり、日本は含まれていない。

 「Google Stadia」は、クラウドゲーミング技術を利用するストリーミングサービスGoogleデータセンサーの活用やYouTubeとの連携を特徴しており、さらにテレビスマートフォンにも対応している。このため最新のゲーム機を購入しなくても次世代のゲームが楽しめることが、最大の魅力となっている。

 対応するタイトルについては、世界中の100以上のパブリッシャーと連携し、FPS格闘ゲームを含む多数のジャンルの作品を提供すると公言。その中でも目玉といえるのが、西洋の古典RPGシリーズの最新作として『Divinity: Original Sin 2』Larian Studiosが開発する『Baldur’s Gate IIIだろう。

 また既存のタイトルなら、UBIのゴーストリコン ブレイクポイントThe Division 2』『Mortal Kombat 11』ファイナルファンタジーXVDOOMRage 2』トゥームレイダーなどが対応すると発表されている。

(画像はYouTube 「Google GDC 2019 Gaming Announcement」より)
(画像はYouTube 「Google GDC 2019 Gaming Announcement」より)

 気になる料金体系だが、「Stadia Pro」と呼ばれるコースが月額9.99ドルで提供される。この「Stadia Pro」の加入者には、個別ゲームがディスカウント価格で提供されるほか、最大4K、HDR、60fps、5.1サラウンドにてゲームプレイすることができる。ただしクラウドゲーミングサービスなので、あくまで回線速度に依存する点には注意が必要だ。

 2020年には、無料版「Stadia Base」が開始される予定で、これは個別のゲームを購入する形となり、1080p/60fpsステレオサウンドに対応している。しばらくStadia Proのみでのサービスが続くことなり、個別のゲームを購入することはできないようだ。

 「Google Stadia」は2020年にはサービス対象地域をさらに拡大する予定になっているとのこと。最初にはじまる14カ国で、「Google Stadia」はユーザーにどのような評価をもたらすのか、そして日本にこの大きな動きが到達するのか、引き続き注目といえるだろう。

ライター福山幸司

「Google Stadia」公式サイト
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter@fukuyaman