今回紹介するのは、sakuさんが投稿した『変形十二面体の作り方』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

不切正方形折り紙150枚折り。折り方がわかりにくいとコメをいただいたので、補足版をうpしました。


 7.5cmの四方折り紙を150枚使って変形十二面体を作ります。

 では折図を見ていきましょう。折り紙裏表を確認し、ちょうど真ん中で途中まで折り目をつけます。このとき、一直線にすべて折り目をつけてしまうと、パーツが完成したときに余計な折り目が見えてしまうので注意です。

 下斜めに向けて折り目をつけます。

 今度は上側から折り目をつけて、折っていきます。

 頂点を折り線に合わせて斜めに折ることで、60°を得られます。反対側も同様にします。

 重ねて折り目をつけます。これで2:√3の長方形を得ることができます。そして折り目を広げます。

 折り紙を広げると、下図のように折り線がついていると思います。右から内側に向け、折り線に合わせて折ります。

 右側が折れた状態で、真ん中に折り線をつけます。

 ここからはひたすら折り線をつける作業です。上下それぞれに三角形を作るように折り線をつけていきます。

 さらに、左右からそれぞれ1/4、内側に向けて折り線をつけます。

 折り目をつけ終えたら、折り上げていきましょう。まずは右下が三角形になるように折っていきます。

 右下を三角形に折り上げた状態から、さらに頂点を外側に向けて開き、つぶします。そして右側をさらに内側に折っていきます。

 反対側も同じように折っていきます。

 反対側も折り終えたら、真ん中を谷折りにして、折り目をつけます。

 これを裏返してパーツは完成! お疲れさまでした。

 気が遠くなりそうな作業ですが、これを同様に150個作ります。図のポケットと書いてあるところに手をつなぎあわせてパーツを組み、さまざまな形を作ることができます。このパーツ使用してできあがった作品がこちら。

 150枚の折り紙を使用した変形十二面体。この時点でもうハイクオリティです。

 少し枚数を減らし、30枚の折り紙で作り上げた十二面体。

 折り紙グラデーションがより美しさを際立たせる斜方立方八面体。48枚の折り紙を使用しています。

 美しい形状はまるで紫陽花のようです。こちらは60枚の折り紙を使用した変形立方体

 おしゃれフォトジェニックな二十・十二面体は60枚の折り紙で制作することができます。

 こんなの絶対に蹴られない! と思わせるサッカーボール状の切頂二十面体。こちらは90枚の折り紙で作り上げられています。

 「のりを使用しなくても頑丈に作成でき、汎用性も高い」というおすすめポイントまで紹介してくださったsakuさん。この神技折り紙にチャレンジしてみたい方は補足動画「【補足】変形十二面体の作り方【折り紙】」を見ながら一緒に制作してみるのもいいかもしれませんね。

視聴者コメント

綺麗やな
むずす。。
なるほどわからん
すごいなー
しかしきれいに作りますねぇ

▼動画はこちらから視聴できます▼

変形十二面体の作り方

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