平成ジャンプ世代の婚活

エウレカの運営するPairsエンゲージパーソナル婚活研究所は10月11日"平成ジャンプ"世代の婚活に関する調査結果を発表した。平成ジャンプとは、昭和生まれで未婚のまま平成を飛び越え、令和を迎えた人を指す。調査は今年9月にネット上で実施し、30代未婚男女計1000人から回答を得た。

結婚の意思を聞くと、「いずれ結婚するつもり」(男性79.3%、女性79%)が最多。しかし、「一生結婚するつもりはない」という回答も、男性で17.6%、女性で21.7%あった。

どのような時に結婚を強く意識するかを聞くと、男女ともに1位「周りの友人・知人が次々と結婚や出産をする」(男性56.7%、女性73.9%)、2位「友人の幸せな結婚や家庭の様子を感じる」(男性38.5%、女性58.3%)となった。

3位は男性が「親や家族から結婚するように言われる」(38.1%)で、女性は「周囲から幸せな結婚の話を聞く」(47.2%)となった。

婚活中のストレス3位に「お金がかかる」

「婚活に取り組めていない」と回答した人は、男性で81.2%、女性で78.2%にのぼる。理由の上位2つは「なんとなく面倒」(47.1%)、「どう始めていいのかわからない」(40.7%)。3位以降、「費用がない」(37%)、「時間がない」(28%)、「他人にどう思われるかが不安」(19.1%)と続く。

過去に異性との交際経験がある人は76.1%。そのうち5年以上の交際ブランクがある人は男性で47.2%、女性で36.2%となった。調査元は「具体的なアクションをなかなか講じられていないことがうかがえます」と分析する。

婚活に取り組んでいる男女(203人)で、「ストレスを感じたことがある」と回答した人は79.3%。男女別に見ると女性(89.9%)が男性(67%)を上回る結果となった。

どのようなことにストレスを感じるかを聞くと、非婚活時は「自分自身の結婚に対するプレッシャー」(53.7%)が最多で、「良い相手と出会えなさそう」(52.2%)、「自分にあった人がわからない」(41.9%)と続く。

婚活中は「良い相手と出会えない」(53.9%)が最多で、「自分自身の結婚に対するプレッシャー」(51.7%)、「お金がかかる」(48.9%)。婚活をやめようと思ったことがある人は85%にのぼるか、実際にはやめずに婚活を継続した人が48.3%となった。

婚活でストレスを感じたときに対処する方法を聞くと、1位は「新しい人に会う」(28.8%)で、2位以降、「家族・友人に話して共感してもらう」(24.8%)、「家族・友人以外の人にアドバイスをもらう」(20.9%)と続く。