スペイン代表モレノ監督体制では初先発も後半途中で負傷交代

 マンチェスター・ユナイテッドスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが現地時間15日の欧州選手権(EURO)予選スウェーデン戦(1-1)でハムストリングを負傷し、途中交代を強いられた。現地時間20日に首位リバプールとの対戦を控えるユナイテッドにとっては大きな打撃となりそうだ。英公共放送局「BBC」が報じた。

 デ・ヘアはロベルト・モレノ監督体制のスペイン代表では初めてスタメン起用され、スウェーデン戦のピッチに立った。だが、後半5分にFWマルクス・ベリにゴールで先制を許すと、その10分後に右足を負傷。GKケパ・アリサバラガとの交代を余儀なくされた。

 負傷の程度は明らかになっていないものの、ハムストリングを痛めたようで、戦線離脱となる可能性がある。スペインは後半アディショナルタイムにFWロドリゴ・モレノのゴールで引き分けに持ち込んで来年のEURO本大会出場権を手にしたが、所属クラブのユナイテッドにとっては気が気じゃない状況だ。

 代表ウィーク明けの20日には、プレミアリーグ18連勝中の首位リバプールとの大一番が待っている。一方で現在12位と不振のユナイテッドが不動の守護神を欠いて戦うにはあまりに強大な相手だ。

 ユナイテッドフランス代表MFポール・ポグバも欠場の可能性がある。オレ・グンナー・スールシャール監督はまた一つ不安の種を抱えることになってしまった。(Football ZONE web編集部)

EUROで怪我を負ったマンUのダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】