ジャニーズJr.の宇宙Six・江田剛の主演舞台「『The Foreigner』ザ・フォーリナー」が10月16日、東京・三越劇場にて開幕した。公演前の記者会見に登壇した江田は、「待ち望んでいた初日。キャストそれぞれが愛情を込めて作った作品なので、早くいろんな人に見てもらいたい」と、幕開けへの意気込みを語った。

【写真を見る】「ステージ上にずっといる」と、楽しそうに話す江田剛(右)。舞台ではチャーリー役としてコミカルな姿を見せる

■ 「とにかくステージ上にずっといる」(江田)

世界中で愛され、上演され続けるラリー・シューによる名戯曲「ザ・フォーリナー」。アメリカ・ジョージア州の古い釣り宿を舞台に、極度の人見知りで臆病な主人公・チャーリー(江田)が、英語が分からない“フォーリナー(外国人)”のふりをして、友人の帰りを必死に待つ3日間の様子が描かれる。

江田にとって今回は、宇宙Sixから離れての初の単独主演舞台。「はけることなく、とにかくステージ上にずっといる。初体験のことで、座長ってこういうことかと。(共演者の)みんなの芝居をステージ上でずっと見られるのも楽しいですね。一番近いお客さんです」と、今までにない環境での楽しさに笑顔を見せた。

記者会見には、ジャニーズjr.の後輩・高田翔、俳優の徳山秀典、女優の小島梨里杏らも出席。徳山から「(江田は)他の人のセリフも全て暗記していて、もう1人でやればいいんじゃないかというくらい(笑)」と、江田の本舞台への意気込みぶりが明かされると、高田も「不安はないですね。座長の背中を見てです」と、江田を頼もしく振り返っていた。

■ 計算された上質な笑い

コメディーである本作だが、アドリブは一切なく、役者1人1人の全ての動きは演出家により計算されたものだという。これに徳山は、「決められた動きをどうやってアドリブのようにスムーズに演じていくか。すごく丁寧に作っていて、それが上質な笑いになっています」と、自信のコメントを。

また小島は、「衣装を着ると、皆さんガラッと変わるんです。チャーリーもかわいいだけじゃないんです。どういう風に変わるのか、それを見てほしい。ヒューマンドラマでもあるので、そういう部分にも注目してほしいです」と、“フォーリナー”となったチャーリーを巡るストーリーの面白さもアピールした。

舞台「『The Foreigner』ザ・フォーリナー」は、10月16日(水)~23日(水)、東京・三越劇場を皮切りに、11月9日(土)、10日(日)に愛知・東海市芸術劇場、11月20日(水)~24日(日)に大阪・近鉄アート館にて上演が行われる。(ザテレビジョン

宇宙Six・江田剛(右)初の単独主演舞台。ジャニーズJr.の後輩・高田翔(左)も共演する