バルセロナに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンアーセナルへと移籍する可能性があったことを明かした。17日にイギリス紙『スター』が報じている。

 同選手は今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリードからバルセロナへと加入。しかし、同選手はキャリアにおいて2度もアーセナルへと移籍する機会があったという。

 1度目の機会はレアル・ソシエダに在籍していた2013年のことだという。代理人からアーセナル移籍の可能性を伝えられたため、オファーを待ち続けたとのことだが、最終的な接触はなかったという。

グリーズマンは「携帯電話の隣でオファーを待ち続けたが一度もならなかった。結局、市場が閉幕する数時間前に代理人からオファーの話は無くなったと連絡がきたんだ」と話していたようだ。

 2度目の機会は2018年の夏季の移籍市場だったという。しかし、アーセナルチャンピオンズリーグ出場権を20年ぶりに逃してしまったことから、獲得は絶望的であったとのこと。グリーズマン自身も、5年前にオファーを受けることができなかった辛い思いもあったため、移籍を拒否したそうだ。

 同選手は現在念願のバルセロナ移籍を果たし、リーグ戦では7試合に出場し3ゴール2アシストを記録している。アトレティコ・マドリードで見せていた本調子をすぐにでも発揮して欲しいと期待を寄せるファンも多いに違いない。

グリーズマンは過去にアーセナルへと移籍する機会があったようだ [写真]= Getty Images