海外で最も長い歴史を持つ日本酒の審査会である全米日本酒歓評会が、各出品部門のグランプリ、準グランプリ、エメラルド賞の各賞を表彰する授賞式を、11月6日に東京・五反田TOCビルにて開催いたします。

第19回全米日本酒歓評会は、去る6月4~6日の3日間に渡りハワイ州ホノルルで開催され、日米およびメキシコ204社の蔵元から全512銘柄が出品されました。その中から大吟醸A(精米歩合40%以下)、大吟醸B(精米歩合50%以下)、吟醸、純米の部門ごとに、最も高い評価を得たグランプリ1銘柄、準グランプリ2銘柄が決定しています。授賞式では、グランプリと準グランプリに加え、第1回から今回までの歓評会での受賞を数値化し、その累計が最も高くなった蔵元に贈られるエメラルド賞も併せて表彰いたします。この授賞式は、今年で開催10周年を迎える一般公開利き酒会、JOY OF SAKE TOKYOのオープニングセレモニーの一部として、約1000名の日本酒ファンが見守る中、執り行われます。オープニングセレモニーに続いてJOY OF SAKE TOKYOが始まり、一般来場者は蔵元と交流を図りながら、すべての出品酒512品と15店の人気レストランが提供する創作アペタイザーとのペアリングを味わうことができます。

全米日本酒歓評会は、米国に住む人々が良質の日本酒を理解する一助となることを目的として2001年にスタートしました。海外では最も歴史の長い日本酒の審査会であり、当初より独立行政法人酒類総合研究所のアドバイスを仰ぎながら、海外において日本酒を厳正に審査するプロセスを確立しました。歓評会では毎年夏に11名の日本酒の専門家を日本の内外から招き、全国新酒鑑評会の審査方法に若干アレンジを加えて審査を行っています。また、一昨年から日本酒の審査では初めての試みとして、全出品酒のグルコース濃度測定を事前に行い、部門ごとにグルコース濃度の低い方から高い方に並べて審査が行われています。

2019年度全米日本酒歓評会 授賞式/JOY OF SAKE TOKYOオープニングセレモニー概要
■主催 NPO ジョイ・オブ・サケ(本部:米国ハワイ州ホノルル市)
■後援 国際酒会(本部:米国ハワイ州ホノルル市)
■開催日時 2019年11月6日(水)午後 5:30 ~午後 6:00
■会場 東京・五反田TOCビル 13階特別ホール(東京都品川区西五反田 7-22-17)
■URL www.sakeappraisal.org/jp

2019年度全米日本酒歓評会 授賞式参加蔵元
大吟醸A部門(精米歩合40%以下)
グランプリ:大吟醸 山田錦 桃川/桃川株式会社(青森県
準グランプリ:大吟醸 六甲の雫/株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(兵庫県
       秀よし 大吟醸松右衛門/合名会社 鈴木酒造店(秋田県

大吟醸B部門(精米歩合50%以下)
グランプリ:作 雅乃智中取り/清水清三郎商店株式会社(三重県
準グランプリ:純米大吟醸 まんさくの花 山田45/日の丸醸造株式会社(秋田県
       蔵の華 純米大吟醸 鳳陽/合資会社 内ヶ崎酒造店(宮城県
   
吟醸部門
グランプリ:作 雅乃智/清水清三郎商店株式会社(三重県
準グランプリ:雪の茅舎 秘伝山廃/株式会社 斎弥酒造店(秋田県
       勝山 純米吟醸 献/仙台伊澤家勝山酒造株式会社(宮城県

純米部門
グランプリ:背振湧水/合資会社 基山商店(佐賀県
準グランプリ:陸奥八仙 特別純米/八戸酒造株式会社(青森県
       南部美人 特別純米酒/株式会社 南部美人(岩手県
  
エメラルド賞:株式会社 外池酒造店(栃木県

2018年度授賞式の様子

配信元企業:株式会社 インダストリアル・リエイゾン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ