ドルトムントは17日、ポルトガル代表DFラファエウ・ゲレイロ(25)と2023年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。

先月初旬にスポーツ・ディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏が合意を公に認めていた中、代表ウィーク明けとなった17日に契約書にサインしたゲレイロは、クラブ公式サイトで喜びのコメントを残している。

ボルシア・ドルトムントは素晴らしいクラブなんだ。僕と家族はこの3年の間、とても快適に過ごしてきた。そして、チームが掲げる目標を達成するために全力を尽くしたい。土曜日に行われるホームでのグラッドバッハ戦での勝利から再スタートを切ろう!」

一方、ツォルク氏は高い技術と戦術眼を武器に複数の役割を高次元でこなす多彩なプレーヤーの慰留に満足感を示している。

ラファエウは国際舞台での経験も豊富で、技術的にもファーストクラスのフットボーラーだ。さらに、複数のポジションを柔軟にこなすことができ、チーム内でも高い評価を受けている」

2016年夏にドルトムントに加入したゲレイロは、左サイドバックや左サイドハーフセントラルMFまでカバーするユーティリティプレイヤーとして重宝され、昨季はリーグ戦を主戦場に公式戦32試合に出場。今季もここまで公式戦8試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。

ドルトムントとの現行契約が来夏までとなっていたゲレイロは今夏、パリ・サンジェルマン(PSG)移籍の可能性が盛んに報じられていたが、移籍はせず残留に至っていた。

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