ロシアの企業が、月面に、原子力発電のホテルを建設する予定だという。パトロン・ホテル社は“究極のホリデー先”として、9年以内のオープンを見込んでいる。

ロシアの新型ロケット「エニセイ」によって運ばれるというそのホテルは、着陸後、放射線の影響を避けるため地下40メートル近くを掘り下げるようで、客室は10平方メートルになるというものの、実際にどれだけ月を目にすることが出来るのかは不明だ。

3日間の滞在費は1000万ドルから3000万ドル(約11億円から33億円)になると見られ、その収益はロシア宇宙開発企業ロスコスモス社の研究費用として使われる予定だという。