10月18日(金)から11月4日(月・休)までの期間「日比谷シネマフェスティバル」が開催。10月17日(木)、イベントに先駆けプレスプレビューが行われ、映画『ルパン三世 THE FIRST』の監督・脚本を務める山崎貴監督と、映画コメンテーターLiLiCoが駆け付けた。


 “映画の街、日比谷”の魅力を聞かれた山崎監督は「東宝が近いので日比谷には、頻繁に訪れています。東京ミッドタウン日比谷が出来て、東宝に行くついでに映画に観に行けるようになって嬉しかったです。何でも出来ちゃう街です」と東京ミッドタウン日比谷ができて充実さが増した嬉しさを語った。またLiLiCoは「こんなに贅沢な空間を日比谷に作れるなんてビックリしました。日比谷の映画館はプライベートでも いちばん使っています。仕事で一度映画を観ていても、また観に来ちゃうんですよね。行く途中で可愛い雑貨さんとかもあって、つい立ち寄って買い物しちゃう(笑)。映画が目的じゃなくても、せっかく日比谷に来たから映画も観て帰ってほしいな」と日比谷の街への思い語った。

 そして最新作『ルパン三世 THE FIRST』について、山崎監督は「ルパンは、小学生くらいのとき、親戚の家で初めて見ました。最初に観たシーンが、不二子ちゃんのお風呂で、都会ではこんなものが観れるのかとビックリしました(笑)。色んな人に愛されているパワフルな作品なので、オリジナルストーリーを作るうえで、どれが皆の心の中にあるルパンなのかを探し出すのが大変でした。また、今回は3DCGだったので、アニメ感がありつつも、半分実在しているように動きなどバランスを作るのが難しかったです。制作に4年を費やして、ようやく完成しました。ゲスト声優も、シェイクスピア感を出せる吉田(鋼太郎)さんや藤原竜也さん、そしてヒロインは可憐な感じが欲しく広瀬すずさんにお願いしました。オリジナルのルパンの声優の方たちと、ゲスト声優さんたちの掛け合いは面白かったですね」と作品に対する思い述べた。一足先に完成版を見たLiLiCoは「面白すぎて、脳がスパークしました。そのエロティシズムといい、次元がとにかくカッコ良すぎて痺れました。初めて旦那をテレビで見たとき『この人と結婚する!』と直感したのですが、今回の次元を見たときも同じ気持ちになりました(笑)。それに、カーレースのシーンとか、アニメでありつつも、リアルな感じがある映像の バランスが3CG ならではで面白かったです。絶対もう一回みたくなる、今年のデートムービーにはいちばんの作品です」 と大絶賛。

 さらに、今回、このイベントのために特別に開発されたメインコンテンツ「ルパン三世 THE FIRST インタラクティブシアター」の最新ARを体験。専用携帯アプリを使い、まずは撮影をLiLiCo、そして山崎監督が被写体となって体験した。1パターン目、ルパン銭形警部に追われ、なんとか逃げ出して現れたルパンは、パンツ一丁。よく見ると、ガラスの向こうに銭形警部が怒って、ルパンに何かを言っているが、ルパンがいるのは、この日比谷のステージの上。そして、その横には、山崎監督が一緒映っている。このARの様子を見ていたLiLiCoからは、「え~嘘!これすごい。映画祭に来るみんながこの体験が出来るなんて、もう来るしかないでしょ。私もまた旦那と来ます(笑)。ふたり揃ってルパンも大好きなんです」と興奮気味にレポート。2パターン目は、『ルパン三世 THE FIRST』の予告編の上映が終わり、カーテンが開くとフィアットの周りに、ルパン、次元、五右衛門、峰不二子、銭形らが等身大で現れ、山崎監督とLiLiCoも、彼らと一緒に並んで撮影を体験。LiLiCoさんは「私、次元の隣にいる。嬉しすぎる。私の携帯でも撮って(笑)。これは最高の思い出になりますね。映画祭だけでなく、こんな素敵な体験ができる日比谷フィルムフェスティバル」とイベントは大いに盛り上がり幕を閉じた。

 「日比谷シネマフェスティバル」は、10月18日(金)から11月4日 (月・休)まで開催。なお山崎貴監督作『ルパン三世 THE FIRST』は、12月6日公開予定。

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