11月15日(金)公開の映画「殺さない彼と死なない彼女」の完成披露上映会10月17日東京都内で行われ、ダブル主演を務めた間宮祥太朗桜井日奈子をはじめ、恒松祐里、堀田真由箭内夢菜ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹、小林啓一監督が登壇した。

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本作は、漫画家・世紀末による同名漫画が原作に、「殺す」が口癖でスマホ依存症の無気力・小坂れい(間宮)と、「死にたい」が口癖の心優しきネガティブ少女・鹿野なな(桜井)の恋を描く物語。

■ 間宮「あまり感情が出ない彼」

それぞれが青をモチーフとした衣装で登場する中、間宮は「殺さない彼なのに、殺しそうなスーツで来ました(笑)。みんな(衣装は)青で統一すると聞いてたんですが、なぜか僕だけ紫で…」と自虐気味に語り、会場の笑いを誘った。

イベントでは映画のタイトルにちなんで、それぞれが自身を「〇〇ない彼」「〇〇ない彼女」とフリップで紹介。

間宮は、「あまり感情が顔に出ない彼」と発表し、いい仕事が決まった時や、サプライズをされた時の反応が苦手だと告白。

これに桜井は「現場でも、何を考えているのか分からない。あまり話しかけてほしくないタイプの方なのかなと」と、撮影現場での間宮の印象を語った。

■ 桜井「なんでも記念に思っちゃう」

桜井は、「そんな中、素の顔でふざけられると、冗談なのか分からなくて…」と続け、間宮は「急にふざけたくなるタイミングがあるんです」とコメント。

撮影の合間に間宮が自販機にドリンクを買うついでに、自販機の中でも“キワモノ”をセレクトし、真顔で桜井に渡すという行為を何日か続けたそうで、桜井は、「顔に出ないので。冗談なのか分からなくて…」と間宮のいたずらに困惑していたことを明かした。

一方、桜井は自身のことを「捨てられない彼女」と発表。「なんでも記念に思っちゃうので、服とかいただき物とかが捨てられないんです。どんどん増えていく」と告白した。

ここでも間宮は、「僕は結構捨てるタイプ。今の(桜井の)話を聞いて、やたらといらないものをあげようかなと(笑)。新手の嫌がらせができるなと思いました」と不敵な笑みを浮かべ、再び会場は笑いに包まれた。

この他、恒松は「なかなか切れない彼女」、堀田は「間宮さんをいじれない彼女」、箭内は「選べない彼女」、ゆうたろうは「かわいくない彼」、金子は「起きられない彼」、中尾は「気にしない彼」とそれぞれ発表した。

最後に主演の間宮は、「完成した作品を見たときに、きれいな映画だなと思いました。今回は照明部がいない中、自然光の中で撮影したので美しいカットの中で、ありのままのお芝居をしています。その美しさを感じてもらえれば」とアピールした。(ザテレビジョン

映画「殺さない彼と死なない彼女」の舞台あいさつに登壇した桜井日奈子と間宮祥太朗