年収630万円でも貯金することのできない独身女性に疑問の声が挙がっている

キャリコネニュース10月5日に掲載した「30代独身女性の貯金額は?」という記事がネット上で話題になった。特に注目を集めたのが、年収が630万円という女性の

「全く貯金できない状況。生活が苦しい。余裕ゼロです。」(現在の貯金額100万円/月々の貯金額2万円)

という切迫した声だ。

国税庁の調査(2018年)によれば、民間勤務の女性の平均年収は30代前半で315万円、後半は314万円だ。年収630万円は平均の倍であり、比較的高収入といえる。ガールズちゃんねるにはトピックが立ち、「全く貯金できない」に疑問を投げ掛ける人が相次いだ。(文:okei

「一体630万ももらってどんな生活してて貯金できないんだろ」


ピックには、「そんなに稼いでて100万しか貯金ないとかどういうこと?」「買い物依存性か何か?」など、驚きと呆れ声が飛び交った。

630で貯金なしって子供でもいるのか?独身なら散財しすぎ」
「年収300万の一人暮らしだけどすごく贅沢できてるよ。贅沢の感覚なんて人によるだろうけど。一体630万ももらってどんな生活してて貯金できないんだろ」

などの批判や疑問の声が多い。

年収630万円は、税金などを引かれると手取り500万円弱になる。仮にボーナス年2回100万円として、月30万円ほどの収入があるだろう。30代は10年以上働いている人が多い年代でもあり、それで「全く貯金できない状況。生活が苦しい」は、確かに不思議ではある。

コメントには、同じくらいの収入で、「23区内で一人暮らしの家賃9万円(補助なし)でも、年間200万は貯金してる」という人や、「都心一人暮らし年収400万のときですら、年間80万は貯金できてた」という人も。多くの女性たちが「わからん」「謎すぎ」と首をかしげていた。

また、年収200万円台の人たちからは、「低所得の私でも1000万は貯めた。単に努力不足としか思えない。都会じゃ家賃が高いとかいろいろあるかもだけど、地方は地方で所得が低い」などの批判も入っている。もはや実家か一人暮らしかという問題でもないようだ。

30代ならではの理由?「ある程度お金使わないと何でも満足いかなくなってきた」

一方で、「貯まらない理由」に理解を示す声や、開き直る人も散見された。「630万稼ぐってことはそれだけ激務だから、自炊する余裕とかもなくて、ストレス発散も必要で中々貯金できない」、「最低でも年1回は旅行しないと楽しみがない。一度高級旅館に泊まってからランク下げられない」などのほか、美味しい食事でのストレス解消がやめられない、「アラサー超えて安物の生地のうっすい粗悪なもの着る勇気ない」という声もある。

「ある程度お金使わないと何でも満足いかなくなってきた。そんなんしてる場合じゃないんだけど」
「ただ貯金するだけの生活って、何のために生きているのかなと思えてくる。(中略)人生を無駄にしているなと空しくなるよ」

というコメントもあるように、ある程度の収入がある30代独身女性にとって、上質なものに囲まれ人生を謳歌できるなら、貯金ができないのもやむを得ない、という思いがどこかにあるのかもしれない。

とはいえ、贅沢ばかりとも限らない。親の病気や介護などで家族を支える側に回り、「これまでの貯金をほぼ使い果たした」と嘆く人もいた。それでも、貯金があったお陰で家族を支えることができたという見方もできる。独身女性に限ったことではないが、人生は厳しい。30代ともなれば、身の丈に合った消費と貯蓄のバランスを、真剣に考える必要があるのだろう。