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18日(金)、九州や紀伊半島には活発な雨雲がかかっています。和歌山県潮岬は、1時間に83.5ミリの猛烈な雨を観測しました。このあと活発な雨雲は、関東や東北にもかかりそうです。

紀伊半島で活発な雨雲がかかる

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18日(金)は、東シナ海に前線を伴った低気圧があり、低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいます。九州から東海には広く雨雲がかかり、特に九州や紀伊半島には活発な雨雲がかかっています。宮崎県日南市油津では、午前8時15分までの1時間に、74.0ミリの非常に激しい雨が降りました(10月としての観測史上1位)。和歌山県潮岬では、午前11時17分までの1時間に、83.5ミリの猛烈な雨が降りました。

19日(土)は関東甲信や東北も大雨の恐れ

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このあと低気圧は東よりに進み、19日(土)にかけて、関東甲信や東北でも活発な雨雲がかかって、大雨になる恐れがあります。台風19号による記録的な大雨により、氾濫が発生し堤防が損傷を受けた地域や地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも、洪水や土砂災害の危険度が高まります。斜面や増水した川には、絶対に近づかないで下さい。

和歌山県で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨