神戸市立東須磨小学校の20代男性教員が同僚の教員4人から激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられるなどのいじめを受けていたことが発覚。被害者の男性教員は休職しており、県警に被害届を出したという。そうした事態を受けて同校の仁王美貴校長が保護者説明会を行ったものの、そのなかで示した対応策が注目を集めている。

加害者側の教員たちが被害者の20代教員を羽交い絞めにしてカレーを口に押し込む動画は、テレビのニュースやワイドショーで映された。その動画を見てショックを受けたであろう生徒たちに配慮し「給食のカレーを一時中止する」と発表したことが報道されると、SNSが炎上した。

バラエティ番組でも活躍する登山家の野口健氏は「『給食のカレーやめます』教員いじめで保護者説明会」という報道を受けてTwitterで18日、「カレーをやめる??? カレーは何も悪い事はしていないよね…」と切り出し「やめるのはカレーではなく加害者連中でしょうに。そして加害者らには会見なりさせるべき」と異議を唱える。

さらに埼玉県・志木市文化スポーツ振興公社の公式キャラクター・カパル野口健氏のツイートに反応、「…全く意味がわからないないお。カレー、問題はそこじゃないおね」と指摘した。

フォロワーからは「カレーに罪はないよね 子供たちが気の毒」と反響があるなか、「子供って繊細だから、事件を連想するもの見せるとパニック起こしたりするから優しい配慮なんだよ」や「子供は何でも真似するから給食の時間がカオスなんじゃね? っていうか、風化させたいだけやと思うわぁ…テレビで放送されなきゃ忘れるやろ? みたいな」などの声が見受けられた。

なかには「カレーをやめたらいじめがなくなるの? …いじめた犯人はカレーですか? この学校自体の考え方がおかしい…教師自体の考え方がおかしいから、この学校は教育に関わる事を辞めるべき」、「30過ぎたいい大人が、『いじめ』という言葉でごまかされた『犯罪』を起こしたのだから、顔も名前も晒して自ら犯した罪を告白し、謝罪する。まずはそこからでしょう。カレーには何の罪もありません!」といったコメントもあり“教員間暴行問題”への追及は続きそうだ。

ちなみに野口健氏が、引き続き「神戸教諭いじめで『性行為』強要か」とのネットニュースを受けて「もはや『いじめ』というレベルではない…これは事件だ」とツイートしたところ、「こんな人達が、子ども達にどんな指導をしていたのかと思うと恐ろしい。ものすごい加虐嗜好の持ち主。顔も名前も出して、犯罪者として罪を償ってほしい。勿論、教員免許は取り上げて! 『いじめ』と言う言葉を使うと、事が矮小化してしまう気がします」といった厳しいコメントが多数寄せられている。

画像は『野口健(山屋) 2019年10月1日付Twitter「ティザーサイトとして公開されていた「男の隠れ家デジタル」が正式公開になりました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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