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韓国で日本の台風19号被害について数々のニュースが公開されている。その中でも注目したいのが、“「日本の台風被害、かわいそうじゃない」8年前に「義援金」募金したのに”という見出しの記事。

台風19号の被害では既に多くの死者が出ており行方不明も13名、負傷者も150人になろうとしている。そのほか水害や被災者も多く、まともな生活がおくれていない人がいる。
しかし韓国ネットユーザーはこの状況をみて冷たく「あまりかわいそうではない」、「自業自得」といった投稿がSNSにされている。

こうしたコメントの切っ掛けは2011年3月11日に起きた東日本大震災の際に韓国民が義援金を集めたのに日本が恩を仇で返したからだという。
東日本大震災の際は日ごとに58億ウォン(約5億8000万円)の募金額になり、大韓赤十字社にも1日平均25億ウォン(約2億5000万円)が募金されたと説明している。

韓国は日本に何に対して怒っているの? 当時日本は竹島を日本の固有の領土だと主張する新たな中学生の教科書を発表した。それに韓国人が激怒し、募金額も激減してしまったという。

そのときの怒りを覚えており、また7月からの反日デモもあってか今回は募金する人がいないという。

国民が台風被害に対して募金しないというだけでなく、韓国企業までも「支援する気はない」とあえて発表している。現在支援を発表しているのはSKグループだけで、サムスンヒュンダイ、LGなどは「検討していない」と発表した。

この記事に対して韓国ネットユーザーでは「韓国が支援した寄付額は世界中でほぼ1位だったが、日本は発表してない」、「韓国は1000億ウォン寄付したのに」、「私は日本の人たちが、ベトナム虐殺写真を操作して、韓国軍がやったことにしてて驚愕した」、「このような記事はちょっと……。」というコメントが付けられている。

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