芸能人が何かいい行いをすると、必ずといっていいほど寄せられる心ない声。
だからなのでしょうか…日本の芸能界では、寄付やボランティアを行っても、自ら公表する人は少ない印象です。
しかし、いい行いをしても「公表しない」という風潮に一石を投じたのが、『X-JAPAN』のYOSHIKIさん。
YOSHIKIさんは、団体や災害地に寄付をした場合、自らの公式ウェブサイトやSNS上で公表しています。
これまでに、大規模な火災が起こったアマゾン、台風15号で甚大な被害を受けた千葉県などに寄付を行い、そのたびに公表してきました。
YOSHIKIが千葉県の台風被害を受け1000万円を寄付 称賛の声が相次ぐ
そんなYOSHIKIさんが語った公表理由は、自らのためではありません。それは、すべて被害を受けた地域のためでした。
@YoshikiOfficial ーより引用僕らみたいな立場の人たちは、寄付のことをどんどん公開した方がいいんです。災害への認知度、そして支援の輪が広げるために。アメリカに長く住んでいますが、ハリウッドでは普通のことです。
みんなで支援の輪を広げよう!
知名度があり、影響力も強い立場だからこそ、寄付の公表をきっかけに世界に被害状況を知ってもらうことができるといいます。
一般人の場合、めったなことでは全国誌やテレビ番組で、その行いが取り上げられることはありません。
しかし、芸能人ならどうでしょうか。すでに十分なネームバリューがある分、大々的に紹介されやすくなります。
そして、被害を知った人が支援の意思を持ってくれたとしたら素晴らしいこと。
決して私利私欲のためではないことを改めて伝えたYOSHIKIさんの投稿は、大きな反響を呼んでいます。
・知ってもらうことも、『支援』の1つなのかもしれませんね。
・なぜ、いい行いをしてバッシングされなければならないのだろう。早く社会が変わってほしい。
・こういう発言は、思っていてもなかなかいえることではない。YOSHIKIさん、ありがとう!
コメントにもあるように、いい行いをしているのに批判されるのもおかしな話です。公表するのにも大事な目的があるという点は、多くの人が知っておくべきことなのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]
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