九州を拠点とするソラシドエアが京成、京急、西武、東急とコラボした企画「ソラ鉄」を開催。1機限定の特別機「ソラ鉄ジェット」が搭乗するほか、鉄道各社でもオリジナルデザインの乗車券が販売されます。

飛行機のコップに京成、京急、西武、東急のキャラクターが!

九州を拠点とする地域航空会社ソラシドエア京成電鉄京急電鉄西武鉄道東急電鉄が2019年10月18日(金)、コラボキャンペーン「飛んで、走って、つながる旅 ソラシドエアと鉄道の旅“ソラ鉄”」の内容について、報道陣へ公開しました。

九州から首都圏へ旅する人に向け「飛行機と鉄道を組み合わせて、より旅を楽しんでいただこう」と昨年度から行われている企画。今回は11月1日(金)から12月31日(火)まで実施されます。

ソラシドエアでは、11月1日(金)の12時00分に羽田を出る宮崎行きSNA57便から、1機限定の特別機「ソラ鉄ジェット」(ボーイング737-800型機。機番:JA811X)を投入。外観はほかのソラシドエア機と同じですが、中身は“鉄分”高めです。

座席のヘッドカバー、ドリンクサービスで使用される紙コップには、ソラシドエアや各鉄道会社のキャラクターなどが描かれた「ソラ鉄」仕様のものを採用。CA(客室乗務員)が着用するエプロンも特別バージョンです。

また期間中、ソラシドエア全便で「ソラ鉄」の搭乗証明書を配布。こちらにも各鉄道会社のキャラクターなどが描かれており、CAに希望するともらえます。

鉄道会社でもコラボ企画を用意

鉄道会社でも「ソラ鉄」キャンペーンを実施。鉄道各社がそれぞれ、おすすめの1駅で、オリジナルデザインの乗車券「ソラ鉄お散歩きっぷ」を販売します。各駅2000枚限定で、用意されるのは以下の駅です。

京成電鉄:京成成田駅
京急電鉄羽田空港国内線ターミナル駅
西武鉄道本川越駅
東急電鉄田園調布駅

また期間中、「ソラ鉄お散歩きっぷ」もしくは「ソラ鉄」の搭乗証明書を羽田空港第2ターミナルのソラシドエアカウンターで提示すると、「ソラ鉄お散歩きっぷ」を収納するオリジナル台紙がもらえます(数量限定)。

そして搭乗証明書と「ソラ鉄お散歩きっぷ」4枚をすべて揃え、オリジナル台紙に入れて羽田空港第2ターミナルのソラシドエアカウンターに持っていくと、「ソラ鉄」オリジナルの時計がプレゼントされます(個数限定)。

「この企画は、元鉄道マンであるスタッフの発想から生じたものです。飛行機ファン、鉄道ファンの両方の『乗りもの』に興味をもってもらいたいと思っています。首都圏でのソラシドエアの認知度、九州での首都圏鉄道会社の認知度を、共に上げることが目的です」(ソラシドエア 西尾 敏取締役営業本部長

なお「ソラ鉄」搭乗証明書には、「ラッキーバージョン」も存在。通常バージョンは空の色が青ですが、ラッキーバージョンは、ソラシドエアのコーポレートカラーである黄緑になっています。

ソラシドエアのボーイング737-800型機(2019年10月18日、乗りものニュース編集部撮影)。