バイエルンは19日、ブンデスリーガ第8節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。

前節ホッフェンハイム戦ではまさかの今季初黒星となったバイエルン(勝ち点14)は3位に後退。そのバイエルンはアラバやペリシッチ、ゴレツカらがベンチスタートとなった以外は主力を起用した。

14位アウグスブルク(勝ち点5)に対し、[4-2-3-1]で臨んだバイエルンは最前線にレヴァンドフスキ、2列目に右からニャブリ、コウチーニョ、コマン、中盤センターにチアゴとハビ・マルティネスを配した。

そのバイエルンは開始28秒にまさかの失点を喫する。スローインの流れからボックス内のケディラにヘッドで落とされると、リヒターにボレーで蹴り込まれた。

いきなり追う展開となったバイエルンはジューレが左足を痛めてプレー続行不可能となり、12分にアラバが投入される。まずい流れとなっていたバイエルンだったが、14分に追いついた。右サイドのニャブリが左足で上げたインスウィングのクロスをレヴァンドフスキがヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。

レヴァンドフスキの開幕8戦連発弾で試合を振り出しに戻したバイエルンが押し込む流れとすると、39分に逆転のチャンス。左サイドゴールライン際からコマンの上げたクロスをファーサイドのニャブリが左足ボレーで合わせると、シュートは左ポストに直撃した。

1-1で迎えた後半、バイエルンが引き続き押し込む流れで立ち上がると、開始4分に逆転した。ニャブリが右サイドから中に切れ込み、ボックス手前から左足を一閃。ゴール左にシュートが決まった。

その後も一方的に押し込むバイエルンがコウチーニョやニャブリのシュートで3点目に迫る中、79分にビッグチャンス。レヴァンドフスキのヘッドでの落としにコマンがボレー。だが、GKの好守に阻まれた。

終盤にかけても危なげなく試合を進めていたバイエルンだったが、追加タイム1分に落とし穴リュカがコルドバの突破を止められずボックス右へ侵入されると、折り返したクロスをフィンボガソンに押し込まれた。

このまま2-2でタイムアップ。バイエルンは負けに等しい痛恨のドローに終わっている。

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