チェルシーは19日、プレミアリーグ第9節でニューカッスルと対戦し、1-0で勝利した。ニューカッスルの武藤はベンチ入りしなかった。

現在公式戦4連勝と、若手主体のチームが少しずつ軌道に乗り始めたチェルシー。前節はサウサンプトン相手に4得点を奪い快勝。好調のエイブラハムはリーグ戦8点目を決めた。今節のスタメンは、サウサンプトン戦から1人変更。代表でケガをしたカンテに代わってバークリーが起用された。

前節にマンチェスター・ユナイテッドを破ったニューカッスルが、まずはサン=マクシマンのシュートでゴールに迫る。その後も同選手のアジリティを生かした攻撃を展開する中で、ホームのチェルシーは16分に、クロスに頭で合わせたウィリアンがチーム初シュートを放つ。

チェルシーは19分、幅を広く使った攻撃でニューカッスルのゴールへ侵攻。オドイからの横パスをボックス中央でフリーで受けたマウントがシュートを放つも、GKの正面に飛ばしてしまった。25分には、左サイドからパスを受けたウィリアンがボックス右からシュート。これも幅を使った攻撃だったが枠に飛ばせず。

その後もチェルシーが押し気味に試合を進める中、バークリーが足を痛めて負傷交代。代わりにコバチッチが起用された。

後半は前半にも増してボールを支配するチェルシー。56分のCKの場面では、エイブラハムが打点の高いヘディングシュートを放つが、惜しくもクロスバー直撃。さらに次々とゴールに迫るがなかなかネットを揺らせない。

見かねたランパード監督はマウントを下げてプリシッチを投入。するとすぐにビッグチャンスが訪れる。68分、ウィリアンが自陣からボールを運んでオドイへ供給。カットインからオドイが放ったシュートがゴール前のプリシッチにこぼれるも、体勢を崩しながら放ったシュートはGKドゥブラフカに止められた。

それでも、相手のシュートをゼロに抑え釘付けにするチェルシーに待望の先制点が生まれる。73分、右サイドから攻撃を仕掛けたチェルシーは、ボックス中央のオドイを経由して左のマルコス・アロンソへ。マルコス・アロンソダイレクトで左足を振りぬくと、GKの手をはじいてネットを揺らした。

さらに敵陣でボールを奪ってカウンターに転じたチェルシーは、ゴール前を完全に崩して、プリシッチのラストパスをエイブラハムが流し込みにかかったが、懸命に戻った相手のスライディングブロックに防がれた。

その後は上手く時間を使いながら試合を進めたチェルシーが逃げ切りに成功。リーグ戦2度目の無失点でホーム2勝目を挙げた。

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