プレミアリーグ第9節が19日に行われ、チェルシーとFW武藤嘉紀が所属するニューカッスルが対戦した。武藤は、この試合ベンチ外となった。

 ホームのチェルシーは試合を支配してニューカッスルのゴールに迫るも、なかなか得点を奪えず。17分、カラムハドソン・オドイのクロスに合わせたウィリアンのヘディングは、ゴール左に外れる。さらに19分、ペナルティエリア中央のメイソン・マウントハドソン・オドイのパスを受けて反転からシュートを放つも、これは相手GKの正面だった。

 42分、チェルシーアクシデントが発生。ロス・バークリーが右足の大腿部を痛めてプレー続行が不可能となり、マテオ・コヴァチッチとの交代を余儀なくされた。

 後半も押し込むチェルシーは56分、ウィリアンのコーナーキックからタミー・アブラハムが頭で合わせたが、ポストに阻まれゴールならず。

 すると73分、ついにチェルシーに待望の先制点が生まれた。クリスティアン・プリシッチがドリブル突破でペナルティエリアまで運んで中央に折り返すと、ハドソン・オドイが繋いで、最後は攻撃に参加していたマルコス・アロンソがフィニッシュ。左足から放たれた一撃は、相手DFにも当たってゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、チェルシーは連勝を3に伸ばして暫定3位に浮上した。次節、チェルシーはアウェイでバーンリーと、ニューカッスルはホームでウルヴァーハンプトン・ワンダラーズと対戦する。

【スコア】
チェルシー 1-0 ニューカッスル

【得点者】
1-0 73分 マルコス・アロンソチェルシー

ニューカッスル戦でゴールを挙げたチェルシーのM・アロンソ [写真]=Getty Images