ドルトムントは19日、ブンデスリーガ第8節でボルシアMGをホームに迎え、1-0で勝利した。

前節フライブルクとの上位対決では3試合連続で2-2の引き分けに終わり、勝ちきれない試合が続いて8位まで後退したドルトムント(勝ち点12)。4日後にチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦を控える中、現状のベストメンバーを送り込み、古巣対決となるT・アザールが先発となった。

前節首位に浮上したボルシアMG(勝ち点16)に対し、[4-2-3-1]で臨んだドルトムントは最前線にロイス、2列目に右からハキミ、ブラント、T・アザール、中盤センターにヴィツェルとデラネイ、センターバックにヴァイグル、右サイドバックにアカンジと並べた。

オープンな展開で立ち上がった中、6分にT・アザールがシュートに持ち込んだドルトムントは、直後のCKからデラネイが際どいヘディングシュートを浴びせた。

さらに12分、ロイスのスルーパスからボックス左のブラントがGK強襲のシュートを放ったドルトムントが流れを引き寄せるも、26分にピンチ。FKからライナーボレーシュートが枠を捉えたが、GKビュルキが好守で凌いだ。

ひやりとしたドルトムントは33分、先制しかける。ボックス手前右からT・アザールの放った強烈なミドルシュートがGKの手を弾いてネットを揺らすも、その前にオフサイドがあったとしてノーゴールに。ハーフタイムにかけては互いにチャンスなく0-0で前半を終えた。

迎えた後半、前半同様にオープンな展開で立ち上がった中、開始6分にドルトムントに決定機。分厚い攻めを見せ、ボックス内でルーズとなったボールをブラントがシュート。だが、枠を捉えきれなかった。

それでも58分、ドルトムントが先制する。T・アザールのスルーパスに反応したボックス右のロイスがGKとの一対一を制した。

先制されたボルシアMGノイハウスとヘアマンを投入してきたのに対し、ドルトムントは70分にGKビュルキの負傷を受けてGKヒッツを投入する。

ここからボルシアMGの攻勢が強まり、ドルトムントは自陣に押し込まれてしまう。84分にはブラントのシュートがネットを揺らし、ドルトムントが加点しかけるも、ロイスのポジションがオフサイドでノーゴールに覆った。

それでも、6分の追加タイムを守り切ったドルトムントが4戦ぶりの勝利を飾っている。

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